中国と日本ではたらき自由を目指すビジネスマン

10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング。自己研鑽を重ね49歳に完全自由を得る過程を綴る。

中国人は60%-70%、日本人は100%以上。中国と日本、仕事のやり方の違い。

 

中国のローカル協力会社との会話

 

広告会社に務めていますので展示会の設営や運営、ノベルティの制作といった

メディアのお仕事以外もさせて頂くことが多数あります。 展示会のお仕事は大なり小なり問題が発生するものなのですが、

この時に日本人と中国人の大きな違いを見ることができます。

 

例えば、同サイズの説明用パネルを展示、設置するとします。

日本人はぴったりと上のラインが一直線になるように調整して貼り付けます。

中国人はそんなことは気にせず、どんどん貼り付けて行き、ガタガタになります。

こうなった時は説明用パネルを貼り付ける時は上のラインが一直線になるように

修正指示を出さなくてはなりません。

このような細かーいことをやらないといけないので気が遠くなります。 さて、協力会社の担当者(中国人)と雑談していた時、こんなことを言われました。

「日本人から学ぶべきはモノゴトを100%以上のクオリティで仕上げる意識を持っていることだ。

中国人は違う、60%~70%仕上がれば『だいたいこんなもんだ』と満足してしまう。」

決して全ての中国人、中国の企業がそういう姿勢なわけではないと思いますが、

このような姿勢の人、企業が大多数だという実感があります。

僕が体験した60%~70%のクオリティ

 

たとえば僕が体験した60%~70%のクオリティを紹介しましょう。

HUAWEIのモバイル

IMG_2695 前の記事でも書いたHUAWEIの携帯。

関連記事:HUAWEI(ファーウェイ)「Ascend P6」のレビュー

 

購入から7日間で画面が見えなくなり、壊れてしまいました。

関連記事:中国人への倍返しはこうしろ!!冷静に、そして面子をズッタズタしてやるのだ。

 

交換してもらうためにはHUAWEIの指定窓口へ行き、

故障原因を調べてもらい検査報告というものを受け取らないと交換してもらえません。

指定窓口へ行くとなんと僕と同じ型番の箱を持った人が4人もいました。

平日のお昼にもかかわらず、です。

この機種、6月に発売されたばかりなのですが、

完成度は60%~70%程度で発売したんだと思います。

中国銀行と新幹線会社が作ったカード

zhongtieyintongka

中国銀行と新幹線会社が作ったプリペイドタイプのカードがあります。

これを持っていると身分証明書の提示が必要なく、定期のような感覚で

新幹線に乗ることができるのです。

外国人の僕にとってパスポートを出さなくても良い、チケット交換に並ばなくて良い

という大きなメリットがあったので作ってみました。

がしかしこのカード、下記のような制限があるのです。

・乗車できるのは高鉄と呼ばれるもののみ (日本でいえば”ひかり”は乗れるけど、”こだま”では使えない)

上海-南京間のみ

20席まで。オーバーしたら乗車できない。 (例えば20時発の新幹線で、20人カードを使って乗車したら、21人目は乗車できない)

 

最後の20席上限の条件とか理解ができません。

日本だったら、きちんと仕組みやが出来上がってから、サービスローンチするはずです。

中国では、まず「いってまえ(大阪弁。いってしまえ。)」で、ローンチさせちゃうんですね。

中国で食べるヨーグルト

suannai 中国でヨーグルトのフタ(アルミタイプのもの)をキレイに剥いたことがありません。

必ず中途半端なところで切れてしまうのです。

ちょっと質が違うかもしれませんが、毎回「ちゃんと作れや!」と思うわけです。

悪いことばかりじゃない

 

ただ、この「70%でもいってまえ」根性も悪いことばかりではありません。

ハードなもの(建物、車などのプロダクト)は簡単に修正は効きませんが、

ソフトなもの(webサービスや制度など)は都度修正、改善することができます。

日本は100%を求めるがゆえに、いつまでたってもローンチできず、結局何も始まらない

といったことが起こりがちですが、

中国は「60%でいい。あとから改善すればいい。」という気概で、どんどんサービスインしていきます。

このスピード感はアドバンテージになるからです。

 

ただ問題は中国に「あとからどんどん改善していく」という概念さえも希薄なこと。。。。

Wechatなどのwebサービスは、どんどんブラッシュアップしていっていますが、

関連記事:もう既にLINEを超えている!中国のチャットアプリWechat(微信)の野望が見えた

そもそもサービス業の意識が低い中国において、ソフト面の改善を求める難しそうです。