中国と日本ではたらき自由を目指すビジネスマン

10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング。自己研鑽を重ね49歳に完全自由を得る過程を綴る。

インターネット決済は日本が先行するはずだった。ローソンのアリペイ(Alipay)全店舗導入を受けて。

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昨日から日本全国にアリペイが導入されたそうです。

 1月27日から始まる春節前に間に合わせてきた感じですね。

 

アリペイって何?

そもそもアリペイをご存知無いかたがいるかもしれません。

アリペイは、アリババが運営する電子決済サービスです。

 

中国ではこんな感じで使われています。

  • アリペイにユーザー登録
  • APPをスマホにダウンロード
  • 銀行カード(つまり口座)と紐付ける
  • 街中で買い物をする際に、QRコードをスキャン
  • 相手側もアリペイを持っていて、支払いをアリペイ経由で行う

この記事は新幹線で書いているのですが、さっき買ったケンタッキーでも、

アリペイで支払いをしてきました。

 

この記事でも書きましたが、電子決済が急速に普及したので、

中国において現金を使う機会はどんどん減ってます。

www.china-b-japan.org

 

このアリペイ、本当にケンタッキーのような大手はもちろん、

個人でやっているようなタバコ屋さんでも使えます。

スマホとアリペイアカウントさえあれば、お金の授受ができるからです。

 

WBSでやっていたYahoo!ウォレットの個人間送金

先週の金曜日だったか、ワールドビジネスサテライトで、

インターネットを使った個人間送金が話題に上がっていました。

紹介されていたのは、

  • Yahoo!ウォレット
  • Paymo

の2つ。

 

Yahoo!ウォレット自体の存在は前からありましたが、個人間送金は

2016年5月からサービスを開始されているそうですが、遅いですね。

 

アリペイはもう個人間送金を(いつから始めたかは知らないけど)、

僕が中国に来た6年前にはもう既にあったと思います。

 

携帯電話/インターネットを経由した支払いは日本が先行するはずだった

NFC(近距離無線通信)は、めっちゃかいつまんだ知識で申し訳ないですけど、

SONYも開発に関わっていたそうなので、日本発の技術です。

アリペイで支払いに使われるQRコードもデンソーが開発したものだそう。

つまり、今スマホ決済で使われている技術って、ほぼ日本のもの。

なのに、中国がスマホを使ったインターネット決済で何年も先行しています。

 

もったいなぁ、と思うのと同時に、何でだろ?と考えてみました。

 

理由1:中国人の方が新しいものへの受容性が高い?

タクシーとかに乗ると分かるのですが、50代のおっさんでもスマホを使い、

アリペイでの決済を行ってます。

 

中国人って年代にかかわらず、新しいものへの受容性が高くて、

更に合理的だから、便利なものなら何でも受け入れて使うのが理由の1つかな、と。

 

逆に、日本人って例え便利でも、殊にお金にまつわることは、新しいものへの

受容性が低いように思います。

特に年代が高くなればなるほど。

 

うちの母親なんかも、今だにAmazonで買い物する時なんかは、

代引きにしていて、理由を聞くと

クレジットカードをインターネットで使うのは怖い

と言っていました。

 

中国人の受容性の高さも、急速に普及した理由の1つだと思います。

 

理由2:中国の法律が良い意味でゆるい?

詳しいことは分かりませんが、個人間のお金のやり取りに関して、

日本より中国の方が法律が緩い、、のかな?

Yahoo!ウォレットと同様、アリペイも個人情報・本人認証が必要なので、

あんまり変わらないか。

ここらへんはちょっと分かりません。

 

理由3:中国の最高額紙幣が100元と小さい?

中国の最高額紙幣は100元、日本円で約1,700円です。

日本は10,000円ですね。

 

普段の買い物でも普通に2万、3万の買い物するじゃないですか。

中国でもし現金決済しようと思うと、100元札を何枚も持たないといけず、

財布がパンッパンッになっちゃいます。

 

だから中国人には、できるだけ現金を持ち歩きたくないという、

モチベーションが高く、インターネット決済が流行したのかも。

 

理由4:治安が悪い

日本と比較するとスリや、物盗りが多い中国。

理由3のように現金持ち歩いていたら、怖い。

だから、インターネット決済を利用するモチベーションが高くなったのかも。

 

とまぁ、色々考えたんですが、理由1が一番だと思います。

 

www.china-b-japan.org

このサービスも各社参入しており、いっきに広がりました。

中国人は合理的。

便利だと思うものをどんどん使っていくんですね。