中国と日本ではたらき自由を目指すビジネスマン

10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング。自己研鑽を重ね49歳に完全自由を得る過程を綴る。

神戸製鋼による不正問題、中国でもニュース&話題になってる。日本の品質神話が崩れたら・・・・

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百度のトップページには、その時々に話題になっているニュースやキーワードが

表示される仕組みになっています。

 

今日、赤枠で囲ってあるところに

「日本新幹線に神戸製鋼の基準に則っていない部品。1年以内に交換」

というタイトルが。

 

 他にもこんなニュースが。

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但馬牛を神戸牛として提供していた神戸プレジールのニュースです。

www.sankei.com

 

早くも中国で報じられており、僕の知り合いの微信でも

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「日本製も信じられないなんて・・・」

というコメントともに拡散されていました。

 

更に中国メディアで報じられているこの記事。

遅かれ早かれやってきた、日本製造業没落の背景

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この記事を要約すると

中国人にとって日本製は憧れ

しかし最近のその潮目が変わっている

エアバッグのタカタ、車の日産、そして今回の神戸製鋼 である。

 

神戸製鋼の社長は記者会見で深々と頭を下げた。

日本では

15度のおじぎは感謝

30度のおじぎは誠意を持った謝罪

90度のおじぎは懺悔の謝罪

というレベルがある。

今回の神戸製鋼のおじぎは最高レベルのおじぎであったのだ。

 

実は「懺悔の謝罪」の深々としたおじぎに、今回の問題発生の原因がある。

 

昨年、ドイツのフォルクスワーゲンもディーゼル車における不正があった。

その際、フォルクスワーゲンの会見では

・謝罪

・問題の原因

・補償

・問題の解決策

という4つが発表された。

 

しかし先の神戸製鋼では

・反省

・謝罪

のみが述べられ、原因、補償、解決策については何ら触れられなかった。

 

日本語の「申し訳ない」は「弁解の余地もない」が語源だ。

つまり日本人の思考回路は「なぜその問題が発生したのか?」は重要ではなく、「その問題の責任をどう取るか?」が重要なのだ。

 

その方法は

・倒産

・辞任

・ハラキリ(冗談)

などががあるが、いずれも根本的な問題解決には至らない。

 

更に続けて

・徐々に品質へのこだわり、匠の精神が薄れてきている

・失われた20年の間で十分な投資がされなかった

などの原因を上げていました。

 

まぁ多少異論はありますが、総じて記者会見の所は「確かに」と思います。

 

もしこのまま、日本製への信頼がゆらぐと、今もなお盛り上がっている

インバウンド消費にも影響してくることでしょう。

 

中国人は自らに高い品質要求を課す日本製を信頼しているのであり、

その精神が薄れているのであれば、もう買わなくなってしまいます。

 

これ以上、日本製造業の不正問題のニュースが出ませんように。