日本ではあまりニュースになっていないようですが、
アメリカのFX大手、FXCMという会社がアメリカでの業務停止命令を受けたそうです。
ことの顛末を書くとこういうことだようです。
- FXCMはNDD方式と謳っていた
- しかし2009年から2014年の間で、実はDD方式で顧客から不正に搾取
- このことが米商品先物取引委員会(CFTC)にバレた
- 米商品先物取引委員会の認可が取り下げられ、営業を停止
- 顧客の口座を、競合のGAIN CAPITALに売却した
中国の顧客は大丈夫か?
FXCMは中国でもFXブローカーとして業務を行っています。
こちらがサイトです。
このニュースは中国でも報道されていて、微博(中国版Twitter)でも、
検索すると一部ユーザーが話題にしています。
ウォール街ニュースというアカウントでは、このニュースによって、
FXCMの株価が大きく下がっていることを微博で記載。
ユーザーのコメントを見てみると
- ゴミブローカーめ
- 中国でも業務やってるけど、誰がこんな所に入金するんだよ・・・
- あぁ、我がFXCMよ、お前もか
- イギリスとアメリカの規制機関は、しっかりしているなぁ、中国は・・・
- 我国の規制機関は機能しているのだろうか
など、FXCMの行いそのものを批判するコメントから、
海外の規制機関が正常に機能していることを称賛するコメントが見られました。
いずれにしても、中国での業務にも少なからず影響が出るでしょうね。