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さよなら中国の無料インターネット時代?(iResearchの記事から)

中国でも比較的信頼性のおけるシンクタンク、「iResearch(アイリサーチ)」の記事に面白いタイトルを見つけました。

タイトル:「さよなら中国の無料インターネット時代」

記事の内容は以下の通りです。

ネットユーザーは「ネットサービスはいつも無料だ」と思っている。
しかし、あるサイトはユーザーが発信または受信する情報に
2元のお金を課金するようにした。
そのサイトとは「世紀佳縁」。
毎月100万のユーザーが行う情報の受発信に2元の課金をしているのだ。
ここから1つの傾向を読み取ることができる。
他にも中国の各インターネット企業は競争の激しい広告からの収益から、
ユーザーに使用料や会員料として課金する仕組みへとシフトしているのだ。
「世紀佳縁」の主な収益はユーザーへの課金だ。
会社の規模は小さいが、成長スピードが早く第二四半期は前期比で売上が倍増している。
インターネット企業の雄、検索の王者「百度」は
これまでずっと広告による収益しかなかったが、
ここにきてオフラインの旅行企業に投資したり、
デジタル音楽サービスを展開しようとしている。
ポータルサイトやウェイボーの王者、「新浪」も有料ゲームも含めた
アプリケーションプラットフォームの構築を行っている。
比較的規模の小さい会社も会員に課金する方法を採用している。
動画サイトのyoukuはベータ版として高精度の映画などを
お金を払って見られるようにしている。
タオミーはアバターを利用したバーチャル空間だが、このバーチャル空間で
子どもたちは商品や本などをお金を支払って買ったりできる。
原文へのリンクはこちら。
文中に出てきた「世紀佳縁」というのは、日本で言うお見合いサイトです。
つまり未婚の男女がインターネットで出会うのです。
恐らく課金しているのは、男性から女性または女性から男性にメッセージを送ったり受信したり際に
1通当たり2元(約24円)の課金をしているのだと思います。
またこのサイトでも何度かご紹介している「youku」ですが、課金サービスを始めているようです。
私も気になっていたのですが、お金を払えばかなり奇麗な画質で、最新の映画を見ることができます。
どれくらい最新かというと、今まさに上映しているものでも家で見られてしまうのです。
私は映画館で見ましたが前まで「パイレーツオブカリビアン4」も5元(60円)払えば家で見られました。
映画館では70元しました。。。。。
中国のネットビジネスは広告モデルから、課金モデルに変化しつつあるのかもしれません。
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