2020年5月5日
検索連動型広告は、ユーザーが検索したキーワードに連動して、
広告が表示される仕組みの広告です。
例えば、僕が中国語について学習したいと思った時に、
「中国語 学習方法」
「中国語 勉強方法」
といったキーワードで検索したとします。
すると、検索結果に、中国語教室の広告が出て来る、といった具合です。
日本ではYahoo!、Googleが検索エンジン市場の大半を占めています。
中国では百度、360という検索エンジンが市場の大半を占めています。
同じように百度や360も検索連動型広告のサービスを提供しています。
以前に、こんな記事を書きました。
どんな問題か?は、記事を見て頂くとして、これをきっかけとして、
検索連動型広告周りもザワザワし始めたのが今年の夏。
で、年の瀬に入り、かなり規制が厳しくなっています。
今までは、めっちゃくちゃ割愛しますが、
の2つが揃っていれば、広告を掲載することができました。
しかし、ここ最近になって
の3つが必要になったのです。
中国はご存知の通り社会主義です。
中国国内にサーバーを起き、サイトを公開する場合は、ICPと呼ばれる認証を
取得しないといけません。
これはつまり、言論規制をするためのものです。
で、「中国国内にサーバーを起き」とあるように、例えば香港や日本に
サーバーを置いている場合は、もちろん必要が無いわけです。
で、広告主の中には、日本のサーバーに中国語サイトを作っていたりして、
百度や360の検索連動型広告のリンク先として設定しているんです。
という状況が発生しているのです。
ほんまにややこしい国ですわ。