10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング

中国版Radiko、喜马拉雅(ヒマラヤ)FMがなかなかおもしろい。

Radikoは皆さん、ご存知ですか?

要はインターネット上で全国各地のラジオが聞ける、

というサービスです。

radiko.jp

 

残念ながらぼくは中国にいるので、アクセスすると・・・

 

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表示されてしまいます。残念。

 

でも、大丈夫。中国にはもっと面白いインターネットラジオがあるのです。

 

その名もヒマラヤFM(中国語では喜马拉雅FM)

www.ximalaya.com

 

RadikoはFMやAM局が放送している番組をインターネット上で視聴できるのに対して、

ヒマラヤFMは素人が音声データをアップすることができるところです。

つまり誰でもDJになれちゃう、というわけです。

 

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会員登録するとこんな画面にアクセスできて、どうやら960分までは無料で

アップロードができるらしい。

 

こういうホラー系のコンテンツや

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日本でいう落語または漫才のようなお笑いコンテンツ

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鉄板の音楽コンテンツはもちろん

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このような教育系コンテンツもあります。

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この教育コンテンツの中には、日本の方でも分かるように言うと例えば

・ソフトバンク孫正義が語るビジネスの真髄

・東京大学経済学科教授の○○さんによる「日本経済の先行きについて」

といったコンテンツが無料で聞けるようになっています。

なかなか凄い。

 

あと面白い取組がこれです。

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素人の中から朗読者を集めている模様。

 

Amazon参加のAudibleというサービスがありますよね。

これです。

www.audible.co.jp

 

恐らくヒマラヤFMも同じようなことを狙っているようで、

いきなりスターや有名人に朗読させるのではなく、素人の中から、

朗読者を募集しているようです。

 

詳細があまり書かれていないので分からないですが、多分こんな感じ。

①:素人に個人情報入力とテスト音読データを提供させ審査

②:書籍の版権を持っていて音声データ化したい人を集める

③:①と②をマッチングして音声データをヒマラヤFMへアップ

④:途中まで無料視聴させて、○分以降は課金する

⑤:課金されたお金はヒマラヤFM、①と②で分配する

 

これまで中国のオタクたちの間ではACG、つまり

A、アニメ

C、コミック

G、ゲーム

の3つがメインロードでしたが、今はこれにN

N、ノベル

が追加されたそうなので、このような自作ノベル系には需要があるかもしれません。

うまくハマれば、このヒマラヤFM伸びるかも。

 

と思っていたら、既に結構すごくて中国版Wikiで調べたところ

ユーザー数:2億

放送コンテンツ数:1,500万本以上

1日の視聴回数:5,000万回

2014年には1150万ドルの投資がされているみたい。

 

今後も楽しみなサービスです。

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