2020年5月5日
最近のニュースでよく見かけるのが、アリババが新浪を格安で買収する
という話題です。
まず、アリババですが、淘宝や天猫というECサイトを運営している
中国最大のIT会社です。
あのソフトバンク社長の孫正義さんも投資をしていて、
2014年9月にアリババがアメリカ証券市場に上場したことで大きな
キャピタルゲインを得たと言われています。
どれくらいアリババが巨大かというと、日本で言えば、
楽天とZOZOTOWNとmagaseekとDeNAとmixiとガンホーとモノタロウと、
バリューコマースとA8と、かjdふぁjdふぁじなどを足しても
まだ足らないくらい巨大な会社です。
次に新浪ですが、これまた中国IT黎明期からある大規模なIT会社です。
中国には4大ポータルサイトと呼ばれるサイトがあり、新浪はそのうちの1つです。
ここ何年かで言えば、中国版Twitterの微博の最大運営会社で業績を伸ばしました。
しかしSNSの主戦場は微博(Twitter)から微信(LINE)へと移り、
最近はあまり話題には上がってきませんでした。
しかし、ここ1週間くらい、立て続けにアリババが新浪を買収するのではないか?
というニュースが上がっていて、話題になっています。
情報の出処はウォールストリート・ジャーナルのようです。
それもそのはず、どちらの会社もアメリカの証券市場に上場しているためです。
2016年4月26日の記事において、新浪の社長曹国偉氏は
「アリババとは買収に関して何も商談していない」
と返事していますが、果たしてどうなのでしょうか。
この記事がウォールストリート・ジャーナルから出されたのは4月23日。
ここ最近の新浪の株価は、値動きが激しくなっています。