10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング

中国、上海の「食べログ」的なネットサービスについて

日本で仲間と集まってご飯を食べる時、皆さんはどのようにお店を選んでらっしゃいましたか?

私は「ホットペッパー」「ぐるナビ」「食べログ」のどれかでいつも探していました。

中国、上海の食べログ的なネットサービス

中でも口コミが見られる食べログのサービスは秀逸で、いつも利用していました。

そんなサービスが中国にもやはりあります。

大衆点評(上海版)

食べログとは違って、美容院やマッサージ屋さんなどなど食べ物以外のお店の評価もあるようです。

検索の仕方は色々あるようで、

  • キーワードで検索
  • 料理の種類(日本料理や鍋、バーなど)
  • 地区別
  • 地下鉄の沿線別

などです。

やはりインターフェイスはなれているからか「食べログ」の方が見やすいですね。

ちょっと適当に上海の火鍋屋さんを見てみましょう。

海底捞火锅店(北京西路店)

住所や電話番号、営業時間や平均予算など食べログとほぼ同じ情報が掲載されています。

食べログはお店ページを見た瞬間、写真が目に入ってくるのですが、大衆点評の方がテキストが多いイメージですね。

また大衆点評は右上に地図があります。なぜかGoogleマップ(笑)
百度(Bidu)もマップコンテンツを提供しているのですが、HTMLソースを吐き出してコピーできる仕様になっていません。
一方、GoogleマップはHTMLソースを吐き出してそのままコピペするだけで自分のサイト上にGoogleマップ
掲載することができます。
中国からGoogleが撤退しても、Googleのサービスは結構使われているようですね。

さてこの大衆点評は2003年に上海版からスタートしているようです。(会社概要より)
一方、食べログは「価格.com」グループが実は運営元です。
価格.com自体は97年ころからスタートしているそうですが、食べログは2003年~04年にかけてスタートしています。

掲載されいている店舗のカテゴリやインターフェイスは違えど、世界で同じようなタイミングで、
同じようなサービスが生まれているのですね。

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