中国、上海の平均年収を記事中段に1978年から2009年までのデータを時系列で記載しています。
エクセルデータもダウンロードして頂けます。
これらの統計から2010年の中国人の平均年収を推測してみました。
サイトを運営を開始してから約1カ月半が経ちました。
Google Analyticsという解析ツールを見ると、9月のアクセスの55%程度が検索エンジンからの流入です。
どのようなキーワードで流入してきたかと申しますと
と、中国の年収にかかわるキーワードが圧倒的です。
まだYahoo!、Googleともにこのサイトが上位に表示されていないので、
これらのキーワードで検索される方々は「中国の年収」に関して多いに興味があり、
検索結果の2ページ目、3ページ目まで調べていることが想定されます。
そのご期待に少しでも答えられたらと、少し自分なりに中国の年収について調べてみました。
上海の平均年収のデータ推移を「上海統計局」から引っ張ってきました。
年 給与 前年比
1978年 672元 0.00%
1979年 784元 116.67%
1980年 873元 111.35%
1981年 870元 99.66%
1982年 883元 101.49%
1983年 897元 101.59%
1984年 1,110元 123.75%
1985年 1,416元 127.57%
1986年 1,689元 119.28%
1987年 1,893元 112.08%
1988年 2,277元 120.29%
1989年 2,608元 114.54%
1990年 2,917元 111.85%
1991年 3,375元 115.70%
1992年 4,273元 126.61%
1993年 5,650元 132.23%
1994年 7,401元 130.99%
1995年 9,279元 125.37%
1996年 10,663元 114.92%
1997年 11,425元 107.15%
1998年 12,059元 105.55%
1999年 14,147元 117.31%
2000年 15,420元 109.00%
2001年 17,764元 115.20%
2002年 19,473元 109.62%
2003年 22,160元 113.80%
2004年 24,398元 110.10%
2005年 26,823元 109.94%
2006年 29,569元 110.24%
2007年 34,707元 117.38%
2008年 39,502元 113.82%
2009年 42,789元 108.32%
出典)上海統計局 2010年データ
トレンドはおよそ110%前後で推移しているので、2010年の上海の平均給与は
およそ4,7000元になると予測されます。
日本円でだいたい66万円ということになります。
(1元=14円で計算)
国税庁によると民間企業で働くサラリーマンの平均年収は平成20年度(2008年)で約430万円。
2010年度の日本人の年収は下がっているかもしれませんが、だいたい同じと仮定すると
430万円÷66万円=6.5
およそ6.5倍の差があることになります。
やはり日本の給与水準は高いようです。
しかしこんなニュースも。
「中国人の平均年収、40年までに日本越え―米ノーベル賞学者」
まぁ将来はどうなるか分かりません。
恐らく高度経済成長期やバブルの時、japan as NO1と言っていた時だって、
「日本が将来、世界の資産を買い尽くす」という記事が出ていたはずです。
グローバルな時代であるとともに、パーソナル(個)の時代でもあると、個人的に考えていますので、
足元しっかり、自分の人材市場における価値を高めて、世の中の役に立つ人材でありたいものです。
とはいえ・・・・やっぱり人の給料って気になります!
参考になれば幸いです。
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