中国ではTwitterにアクセスすることができません。
これは中国特有の理由で、中国政府が規制をかけているからです。
日本では普通にアクセスできるFacebookやYou tubeもアクセスできません。
最近はアメブロもアクセスできなくなりました。
そんな中国では代替となる中国版Twitterがあります。
その名も”ウェイボー” 。
ウェイボーとは”微博”と書いて”ウェイボー”と読みます。
この意味は”微”は”マイクロ”とか”ミニ”の意味です。
中国では”博客”と書いて”ブログ”の意味を差します。
つまり”マイクロブログ” 、つまりTwitter的なつぶやき系ブログのことを指します。
中国ではこのウェイボーサービスが乱立しています。
そんな中で最も会員数を集めているのが”新浪ウェイボー”。
会員数は2011年5月現在で1億4000万。
2009年8月に開設されたのでそのスピードの凄さがお分かり頂けると思います。
基本的にはTwitterと同じです。
140文字以内で文字を入力し、発布(Twitterでいうツイート)するだけです。
日本のTwitterと違うのは投稿の仕方がテキストだけではないところです。
投稿画面には顔文字や写真や動画なども一緒に投稿できるようになっています。
動画は直接ウェイボーにアップするわけではなく、中国のYou tubeのような优酷网や土豆网といったサイトの
URLを入れるだけで動画と一緒に投稿できます。
日本のTwitterで一番有名なユーザーと言えば、ソフトバンクの社長孫正義さんですよね。
中国のウェイボーにもそんな孫さん的な存在がいらっしゃいます。それがこの方。
日本でいうフォロアーの数はな、なんと505万人!
孫さんのフォロアーが約116万人ですから、約4.3倍!
この方、元Google中国のCEO。Googleに在籍する前はなんとMicrosoft。
そして今は”創新工場(INNOVATION WORKS)”というベンチャーキャピタルの会長をされている方で、
まさに経歴も孫さんに引けを取らない方です。
このウェイボーは日本でTwitterが熱いネットサービスであるのと同じように、
中国でも同じく最もHOTなネットサービスになっています。
IPhoneやAndroid端末にも既にアプリケーションが出されており、
スマートフォン端末からも気軽にアクセス、つぶやきができます。
最近地下鉄に乗って彼らが覗いている携帯画面を見ていると、何人かはウェイボーを見ています。
(中国人の動向をみるため、地下鉄やバスに乗ると必ず覗き見してしまうのです・・・・、すみません)
日本からもアクセスできますし、もちろんアカウントも作ることができます。
中国の今について知りたい方は是非!