NY市場から上場廃止したQIHU360(奇虎360)。
次に大きく伸びる中国のIT企業と睨んでいて、中国市場での上場を
今か今かとまっています。
と言っても、ずっとQIHU360(奇虎360)のことを考えているわけにはいかないので、
思い出した頃に中国語サイトで情報を調べていて、調べた結果について
今日は書きたいと思います。
Backdoor listingは、中国語で借壳上市というそうです。
日本語では何と「裏口上場」なんていうそうです。
意味としては
「上場している会社の株を買い、経営権を握り、実質的には自社を上場させる」
ということだそうです。
QIHU360(奇虎360)もこの手法を使って上場するのではないか、
と噂されていたのですが、会長である周鸿祎は正式に
「裏口上場の計画は無い」
と否定しました。
そもそもNY市場から意図的に上場廃止させたのは
・中国国内で最大のインターネットセキュリティの会社である
・しかしアメリカに上場したため、海外の企業になってしまった
・これでは中国政府からの見た目、心証も悪くなり
・インターネットも社会主義の中国において、
・セキュリティ会社という性質上、業務がスムーズに進行しないことを懸念した
のが理由であって、
・資金を集めたいから
ではありません。
既に資金は潤沢にあり、知名度もあるので、改めて上場する必要がないのでは?
ということになり、実際会長の周鸿祎も
「我々は株をやるために中国に帰ってきたわけではない」
と言っています。
うーん、上場しないなら株が買えないよ。。。。
とかいいながら、会長の周鸿祎は
「中国国内での上場に向けては色々準備がある。明確なスケジュールは言えない」
とも言っていて、上場はやっぱりするんじゃないかと思うんです。
引き続き状況をウォッチですね。
で、360を買うまでと買ったあとの履歴記事です。
損してるので塩漬けです。。。