2020年5月5日
中国IT企業、Tencent社が2019年12月25日、新しい会議アプリを発表しました。
プロダクトの名前は腾讯会议(英語:Tencent Meeting 、略称:TM、日本語:テンセント会議)です。
https://cloud.tencent.com/product/tm
発表によると機能と特徴は下記の通り。
とのこと。
Tencentのビジネスは個人向け(to C)と法人向け(to B)があります。
下記はテンセントのIR資料の一部で、セグメント別の収益分布です。
2019年第3四半期を見ますと、
となっており、テンセントといえばオンラインゲームという印象が強かったですが、ビジネスサービスの占有率が増えています。
具体的にto Bではどんなビジネスをしているのかといいますと、クラウドサービスの提供です。
以前こんな記事を書きました。
このサービスがなぜ強いか、と言いますと、一度企業がクラウドサービスを購入すれば、なかなか解約はしません。
またサイバースペースなので、大きな在庫を抱えることもありません。
(もちろんサーバー増強や保守管理の人件費はかかります)
なので、利益率の高いビジネスがどんどん積み上がっていくわけです。
今回、提供を始めたテンセント会議も、テンセントクラウドを介して提供されます。
はじめて、Tencent Meetingの紹介記事を見ました。ありがとうございます。