中国と日本ではたらき自由を目指すビジネスマン

10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング。自己研鑽を重ね49歳に完全自由を得る過程を綴る。

激戦!中国のお菓子市場-カルビーの商品が中国の店頭に並び始めた。

 

カルビーの中国進出

日本のスナック菓子の雄、カルビーは中国に進出することを2012年4月に発表しました。

カルビー、中国でスナック菓子を生産・販売へ 台湾大手、伊藤忠と組む

カルビーは2013年4月9日、台湾・中国食品流通大手の頂新グループ、伊藤忠商事の2社と提携、中国向けにスナック菓子を生産・販売すると発表した。少子高齢化で国内市場が低迷するなか、経済成長の続く中国市場で消費の取り込みを図る。 スナック菓子の原料の調達と生産、販売を手がける合弁会社「天津カルビー食品」(中国・天津市)を7月に、カルビー51%、頂新グループ傘下「康師傳(カンシーフ)方便食品投資」45%、伊藤忠4%の出資比率で設立する。カルビーがスナック菓子の製造技術、頂新が中国国内での販売をそれぞれ担う。伊藤忠は今後、新会社へのジャガイモなど原材料の供給体制を構築していく。 カルビーはポテトチップスやスナック「じゃがりこ」、野菜チップスなどの生産、販売を計画している。 伊藤忠によると、中国のスナック菓子市場規模は約1500億円ともされ、今後も2けた成長が見込まれるという。 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120409/biz12040917370012-n1.htm

 

もともと杭州と天津の2地域に会社を作り、華東地区と華北地区を攻める予定だったようなのですが

2012年9月に方針転換をしたようです。

カルビーが中国戦略を転換、中国合弁は1社で展開へ

国内スナック菓子1位のカルビーは9月24日、中国事業の戦略を転換すると発表した。現地の康師傳方便(カンシーフホウベン)食品投資(中国)、伊藤忠商事の3社と、合弁で設立する予定だった「天津カルビー食品」(天津市)の設立をとりやめる。 天津カルビー食品はカルビー51%、康師傳45%、伊藤忠商事4%の出資比率で、7月に設立、12月に営業開始する予定だったが、会社設立そのものをやめる。天津には、10月に設立を予定している(13年1月事業開始)の「杭州カルビー(出資比率は天津カルビーと同じ)」の支社として「天津分公司」を設ける。 合弁会社の資本金については、杭州カルビーの資本金2000万ドルは据え置いたまま。設立をとりやめて浮いた天津カルビーの資本金2000万ドルは今後の中国事業の投資に回す意向、だと同社は伝えている。 2社に分けるはずだった中国子会社を1社にまとめることで「経営の合理化を進め中国市場をより迅速に開拓したい」とカルビーは説明する。ただ、当初、カルビーは天津合弁設立の記者会見で「地方政府と緊密な連携をとるために中国各地に事業会社を設立する方針」と答えていた。 しかし、6月ごろから社内で中国事業のスピードアップを検討開始し、「華東(上海エリア)の市場のほうが華北(北京・天津エリア)よりも大きく、華東の市場をより攻めたい」(同社)と方針変換があったという。中国合弁一本化の裏側に何があったか詳細は不明だが、杭州は計画通り13年1月から、天津の支社については生産開始時期を遅らせ13年6月から「じゃがビー」などの製品の生産を開始することになる。 カルビーの中国事業は2020年までに海外売上比率30%(現在は海外売上約5%)を目指す同社にとって最重要地域であり、事業開始後5年以内に中国スナック菓子市場の10%奪取を目標としている(売上計画は未公表)。 現在も広州に生産拠点を持ち、「かっぱえびせん」「焼きもろこし」などの製品を子会社ルートで販売しているが、12年3月期の売上高は海外全体の売上高72億円のうち約8億円程度と貢献は少ない。このため、中国で強い販売力を持つ康師傳とタッグを組み、「カルビー康師傳」ブランドで一気に中国市場への進出を加速させる算段で、12年に相次いで中国への合弁企業設立計画を発表していた。 http://toyokeizai.net/articles/-/11306

ついに中国の店頭にも並び始めたカルビーの商品たち

この写真は中国のファミリマートで見かけた棚です。

入り口に入ってすぐのところにありました。

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これらは全てカルビーの商品、結構前に押し出されていますね。

 

一方、セブンイレブンでは・・・・・

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スナック菓子コーナーでは見当たりませんでした。

 

なぜか?

恐らくですが、今回の中国進出に当たって伊藤忠商事の資本が入っています。

現在はテストマーケティングと思われ、伊藤忠商事資本のファミリマートを中心に展開をしているのでしょう。

もしくは、単純に第一弾としてファミリマートを、徐々に流通網を開拓していく計画なのかもしれません。

他社ブランドと食べ比べ

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右がペプシコグループの出しているお菓子、左がカルビーの定番商品ジャガビーです。

価格はペプシコグループのものが6.5元、ジャガビーが7.5元とやや割高。

あえて塩味で食べ比べましたが、正直味ではそんなに大きな違いがありませんでした。

一番大きな違いがあるのは、そのカップデザインネーミングです。

 

カップデザイン

カップデザインはペプシコの方がやや大きめ、持った感じも若干ながら量があるような印象を受けます。

しかしジャガビーは小ぶりで持った感じもちょっとさみしい感じ。

ただ蓋をめくり上げるとき、ジャガビーはスルッとめくれたのに対して、ペプシコのものは少しのり付けが多く、

はがすのにちょっと手間がかかりました。

とは言え、ここらへんのディテールは日本人は理解/感じることができますが、正直中国人には響かないと思います。

 

ネーミング

ジャガビーはそのまま「Jagabee」と英語で表記されているのに対して、

ペプシコは「真脆薯条」、多分そのまま訳すと「マジでサクサクなポテトスナック」という感じでしょうか。

また最近、「我是(私は)・・・・・」という表現が中国では流行っていて、この表現もパッケージの中に入れられています。

 

ペプシコグループの圧倒的な広告投下量

このペプシコグループの商品、地下鉄やwebなどめちゃくちゃ広告が出ています。

しかもド派手な。

写真はweiboから。

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地下鉄の柱がそのまま商品になっています。。。。

これは否が応でも目に入って来ましたね。

 

カルビーは中国で成功できるのか?

正直、分からん!!!!

ペプシコグループも強いし、セブンイレブンなんてPB商品出してるし。

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ただ、中国では

「知ってるから買う」

という傾向が日本より強いので、認知度の有り無し、認知度の高低が大きな成功要因になります。

とくに、こういうお菓子や日用品などの単価が安い商品は。

というと広告投下量の大きさに比例してくるのですが、広告を出せば売れるというわけではないので、本当に難しい。

どんなことができるか、全然カルビーと関係も無いけど、自分なりに考えてみたいと思います。