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中国と日本ではたらき自由を目指すビジネスマン

10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング。自己研鑽を重ね49歳に完全自由を得る過程を綴る。

インターン生として湖南省から上海に来た新卒大学生の話

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中国の大学が夏休みに入りました。

大学三年生は実習生、日本でいうインターンとして企業の中で働きます。 

 

僕の勤めている会社にも数人の実習生が入ってきたのですが、

上海出身者と、地方出身者で大きな格差があったので紹介します。

 

今回入っていた実習生には以下、2つのパターンがあります。

1:地元が上海、上海の大学に通う学生

2:地方出身、地方の大学に通い、就職のチャンスを求めて上海に出てきた学生

 

地元が上海で上海の大学に通う学生は、実家があるので宿泊費はかかりません。

両親がすぐ近くにいるので、ご飯の心配もいらないし、

洗濯など身の回りのことは全て家族がやってくれます。

 

問題は2の地方出身で、地方の大学に通っており、

就職のチャンスを求めて上海に出てきた学生たちです。

驚いたことに今回面接して分かったのですが、

結構な割合でこのような学生がいました。

 

インターン生なので給料は高くありません。

低いところで1,000元、高くても3,000元しかありません。

この給料では上海では到底生きていけません。

 

今回、今の会社に来たのは湖南省出身、22歳の男の子。

今は1泊50元、約900円のモーテルで見ず知らずの人と寝泊まりしています。

今日、一緒にご飯を食べて話しを聞いたらこんな感じでした。

 

僕:なぜ上海に?

彼:上海はチャンスが多いから。

 

僕:この給料じゃ当然、生活はできないよね?

彼:できません。当面は週末もバイトしながら生きていきます。

家も借りたいので、その時は少し親に支援を要望します。

 

僕:親御さんは?今どこに?

彼:浙江省で働いています。湖南省は実家ですが仕事が無いので出稼ぎに出ています。

 

僕:将来はどうしたいの?

彼:できれば自分で会社を起こしたいです。5年後くらいには。

苦労は多いけど、成長スピードが速いと思ったので広告会社を選びました。

 

同じくインターン生として来ている上海人の別の男の子。

同じく22歳ですが、実家から通っています。

温かい布団、ご飯、家族が待っています。

 

一方、湖南省出身の彼に家はありません。

温かいご飯も、家族もいません。

 

今日はそんな彼との昼食、夕食時の語らいで刺激をもらったのでした。