このまえ、アリババグループの決算発表についてReportしました。
その中で未来への投資として目が出始めている事業の中に
ホワイトワーカー向けアプリ「钉钉」というものがありました。
今日、新幹線に乗っているとこんな広告が。
この広告によると、既に150万社で導入されているようですからね。
しかも、この真中にいる李開復という男性、中国でもかなり有名な
VC(ベンチャーキャピタル)会社の社長さんです。
この人を広告塔に使うとなると・・・結構費用かけてますね。
さて、ちょっと気になったのでもう少し調べてみました。
ホワイトワーカー向け、グループウェアアプリ「钉钉」の公式サイト
簡単にどんなアプリなのかといいますと、
中国版Cybozu
+
中国版チャットワーク
です。
「钉钉」の基本的機能を見てみます。
・DING
個人→個人で緊急ごと、必ず目を通してもらいたいことをメッセージできる機能。
・企業群
グループチャット機能です。プロジェクトメンバーを引き入れて複数人で
会話ができ、何人既読になったかも見れます。
・電話会議
「钉钉」を通して社員同士、1対1はもちろん複数人で電話会議ができる機能。
更に、、、、無料!
・掲示板
忘年会とか、軽い情報共有に使う掲示板機能。
スナップチャットみたいに、一定時間したらメッセージが消える機能もある。
って、それはいるのかな。。。。
・社員連絡帳
社員の名前、メールアドレス、会社用電話番号などが一覧できる機能。
・工作応用(ワークフロー)
出張申請、経費申請、お休み申請など申請ができる機能。
・钉郵
会社メールを確認、送信できる機能。
・钉盤
クラウドストレージ機能。外から編集したいファイルをアップロードしておけば、
いつでも、どこでも、どの環境でも編集ができる。
日本のCybozuとチャットワークの機能を足し上げたようなサービスです。
Cybozuは中国でも展開をされています。
チャットワークは展開されていない模様です。
アリババグループのグループウェアアプリなので、アリババの資金を
使ってこれからどんどんプロモーションもしてくでしょうし、
これからCybozuは中国では苦しい戦いになると思います。