2020年11月25日
2010年8月に上海に来てからの約3年間、ずっと住んできた家を離れ、
蘇州へ住居を移しました。
ただ職場は上海のままなので、毎日蘇州⇔上海の往復です。
結構、大変かとおもいきやそうでもありません。
というのも、上海⇔蘇州の距離は約85km。
在来線で行くとかなり時間がかかりますが、新幹線だと30分程度なのでそんなに不便でも無いのです。
ざっくり言うとこんな感じ。
家を出発
↓
タクシーに乗る
↓
蘇州駅に着く
↓
新幹線に乗る
↓
上海虹橋駅に着く
↓
地下鉄に乗る
↓
会社最寄り駅に着く
↓
会社に着く
全行程、約1.5時間。
移動時間の9割方、座っているのでそんなにしんどくありません。
通勤時間1.5時間は日本では、そんなに凄いことではありませんよね。
恐らく今も、少数ですが僕と同じような働き方をしている中国人の方もいらっしゃると思います。
上海の地価は一般人にはありえないくらいの伸長率で上がっています。
辺鄙で、たった40㎡くらいしかない、汚いアパート一室でも3000万円とか4000万円します。
結婚したばかりの若い夫婦(上海人以外)が、こんなマンション買えるわけがありません。
一方、蘇州や昆山など上海から少し西へ行った街なら、まだ買える可能性があります。
「東京の赤坂にマンションは買えないけど、千葉のどこかなら買える」
そんな現象が中国で起こっているので、通勤時間が長いサラリーマンはこれから
もっと増えてくるのではないか、と予想しているのです。
蘇州でも地下鉄、高架道路など交通網が整備されてきており、上海へのアクセスが
かなり楽になってきていますし。