2017年2月17日
昨日の新聞記事に出ていた「钉钉子」。
この、「钉钉子」とは何なのか調べてみました。
「钉钉子」の物語は以下のようなものです。
すぐに腹を立てては怒り散らす、ある男の子がいました。
お父さんはある日息子に釘の入った袋を渡し、こう言いました。
「怒ったり、誰かと喧嘩したら、庭にある木にその釘を打ち付けなさい」
1日目にして彼は37本の釘を木に打ち付けました。
何日か経って彼は怒りをコントロールすることができるようになり、
毎日少しずつ打ち付けられる釘の数は減って行きました。
彼は怒りを抑えることが釘を木に打ち付けることより簡単だと学んだのです。
そしてある日、彼はとうとう釘を打たなくても良い日を迎えました。
彼は嬉しくなってお父さんにそのことを伝えました。
そしてお父さんはこう言いました。
「では今日から怒ったり誰とも喧嘩しなかったら、打ち付けた釘を抜いていきなさい」
1日1日と経ち、彼は毎日釘を抜き続け、そしてついに1本残らず抜いたのです。
お父さんは息子を連れて木の前に連れていきこう言いました。
「息子よ、よくやったね。でも、木を見てごらん。釘の穴が空いているね。
この穴は多分、一生元通りにはならない。
この穴はきっと、君が以前喧嘩したり罵声を浴びせたりして傷つけた相手の心と同じだよ。」
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