中国留学を目指されている方、中国への赴任を予定されている方で最も気になるのが、
「中国で生活したら一体、いくらかかるの?」ということだと思います。
中国は全体的に日本より物価が安いですが、上海は別です。
食費などを除けば日本と同じくらいの生活コストがかかります。
今日の記事では私の生活を例に2011年の時点で一ヶ月どのくらいの費用がかかるかを示したいと思います。
2011年2月10日~2011年3月9日
(今回の記事を書くために家計簿を付けていた期間です。中途半端ですが特に意味はありません。)
合計7,053元
一人暮らしの場合は外食が多くなると思います。
1度の食事はピンキリで、良い所で食事すれば200元や300元を超えることがあります。
ただそんなに高くないところであれば、それこそ15元や20元で済ますことができます。
ただ、外食の安いところは正直不安があります。
「食材は新鮮かな?」「油は奇麗なものかな?」「食材の使いまわしはしてないかな?」などなど(笑)。
なので、私はできるだけ10元以下のものは食べないようにしています。
一番信頼ができるのは自炊です。
私はカルフールで買い物をすることが多いのですが、だいたい一度の買い物で100元程度使います。
野菜やフルーツ、牛乳、お肉などなどです。
バラつきはありますが、1度の買い物でだいたい3度の食事がまかなえます。
そのため、1度の食事はだいたい30元程度なので、外食とあまり変わりません。
家賃は周りの環境でピンキリです。
私の住む家は中山公園駅まで歩いて10分程度で、住環境も比較的快適で、
毎月2500元なので割安だと思っています。
日本人向けのマンションの中には1カ月の家賃が1万元を超えるものもあり、
中にはジムやらプール、ジャグジーといった施設もある物件もあります。
これは毎月バラつきがあります。
中国の携帯はプリペイドが一般的で、日本のように引き落としではありません。
残高が少なくなるとキャリアから「あと●●元で無くなりますからチャージして下さい」というメールがきます。
毎回200元から300元入れるのですが、およそ3カ月程度持ちます。
季節によって大きく変わりますが、だいたい300元から400元の間で収まります。
節電節水すればもっと安くなります。
中国人と付き合うには結構交際費がかかります。
私の奥さんもお世話になった人や出産した友人にお礼やお祝いとして
粗品や食事をプレゼントする機会が多くあります。
先日、中国人の友人の家に初めて招いてもらった時もプレゼントを買って行きました。
だいたい300元程度のものだったのですが、彼らも私たちに食事をご馳走してくれました。
交際費は万国共通で少なからずかかります。
繰り返しになりますが、中国の物価は日本よりも全体的に低いですが、
家賃や外食、交際費を含めると日本での生活とそれほど変わらない費用がかかります。
また留学で来られる方は留学保険や学費などもかさむので、だいたい1年間の留学で120万円程度あれば大丈夫ではないでしょうか。
別の記事で留学生向けに用意すべき金額を書いてみたいと思います。