2020年5月5日
この記事で中国のセキュリティソフト、検索エンジン大手
QIHU360がNY市場からMBOにより上場廃止、私営企業になると
お伝えしていました。
もともと上半期、6月中の上場廃止を予定していたのですが、
ニュースによると8月中旬にずれ込むそうです。
理由は、中国から海外への現金持ち出し規制が厳しいから、とのこと。
360は中国企業ですが、上場しているのはアメリカのNY市場。
バイアウトするためには中国の人民元から、
アメリカで使うドルにする必要があります。
中国政府は国外へお金を国外で出すことに、かなり厳しいです。
バイアウトするためには、全部で93億ドルが必要なのだそうですが、
6月29日の時点で70億~75億ドルしかアメリカへ送金が完了していないそうです。
そのためこの進捗を考えると8月中旬になる、とのことでした。