中国のインターネット企業として有名なのは
- Alibaba(アリババ)
- Tencent(テンセント)
- 百度(バイドゥ)
の3社。
ですが、前から書いている通り、QIHU360(奇虎360)も有望な
インターネット企業です。
QIHU360(奇虎360)とはどんな会社?
主に以下のような事業を行っているインターネット企業です。
- セキュリティソフト事業
- 検索エンジンサービス事業
- ブラウザ事業
- 広告媒体事業
- スマホ事業
セキュリティソフトは、McAfee、Nortonみたいな感じ。
検索エンジンは、Yahoo!やGoogleのような感じ。
ブラウザ事業では、IEを作っているマイクロソフトのような感じ。
広告媒体事業も同じくYahoo!やGoogleのような感じ。
スマホ事業ではメーカーブランドとしてなので、SONYみたいな感じ。
特に上から1、2、3の事業では一定のシェアを持っており、
スマホ事業でハードとも一帯となった事業展開をしているので、
中国のインターネット周りの市場で、これから存在感を増してくるのでは?
と思っています。
もとはアメリカのNY証券市場に上場していた
QIHU360(奇虎360)はもともと、アメリカのNY証券市場に上場していました。
しかし去年の8月、MBOによる上場廃止。
中国市場への上場がずっと噂されてきたのですが、
一向に再上場する気配がありません。
ここに来て再上場が現実的に?
そんな時、今日のニュースです。
タイトルは
360、中国A株市場へ回帰?株式構成の変更と20億元の増資完了
内容を掻い摘んで書きますと
- 上場廃止してからしばらく時間が経った2017年3月21日 360に新しい動き
- 天津奇思科技有限公司という会社名から、三六零科技股份有限公司に変更
- 資本金も5617.66万元から20億元に増資
- これまで360はバックドアリスティングという方法で中国市場への再上場を検討していたとされるが
- 中国市場のIPO審査がスピードアップしている現状を踏まえ
- 通常通りのIPO(再上場)を考えているものと思われる、と分析
とのこと。
もし再上場したら、必ず株を買う!
中国株二季報2016年春号
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DZHフィナンシャルリサーチ DZHフィナンシャルリサーチ 2015-12-12