僕も初めてしったのですが、KPCBというベンチャーキャピタルのアナリストで、
毎年インターネットに関するレポートを発表している方だそうです。
6月2日に恒例のレポートを発表したそうなのですが、この記事が中国語で
本日アップされていたので、共有します。
この記事です。
中国のインターネットユーザーの伸び率グラフ。
中国には2015年時点で6.8億人のインターネットユーザーがいるのですね。
もちろん伸長率は年々下がっていますが、まだ人口の約半分。
これからまだ伸びしろがあります。
2016年4月、6.88億人の中国インターネットユーザーは、24時間のうち、
毎日約200分をスマホからインターネットに接続している時間だったそうです。
更にそのうち、なんt71%がBATと呼ばれる3社のアプリだったそう。
Bは百度(Baidu)、Aはアリババ(Alibaba)、Tはテンセント(Tencent)です。
小売業の販売金額でランキングしてみると、中国では
ECサイトであるアリババと京東が1位、2位にランクイン。
一方、アメリカでは唯一Amazonが5位にランクインして、他は全て
伝統的なスーパーマケット。
中国ではスーパーマケットでの市場規模より、既にECサイトの市場規模が大きい。
オンライン決済の市場も急激に伸びています。
このグラフは中国のお正月春節に友達同士で紅包(ホンバオ)と呼ばれる
お年玉が配られた回数の推移です。
2015年には10億回あったのが、2016年には80億回に伸びたそう。
アリペイや微信オンライン決済は生活に溶け込んでいて、
僕自身も使っているのですが、本当に財布が無くても困らないです。
このグラフは配車サービスの利用回数です。
赤い部分が世界における中国の配車回数なのですが、70%くらい占めてます。
日本で言うなればUber的サービスにあたる滴滴打车というサービスが中国に
あるのですが、これもかなり利用されています。
たまたま見つけたインターネットの女王「Mary Meeker」が所属するKPCBが
発表した資料に「インターネット企業企業価値ランキング」というものがあります。
それが下記です。
ランキングは以下の通り。
赤字が中国企業、青字が日本企業です。
20社中12社がアメリカ、7社が中国、1社が日本。
インターネットの女王が言うように、これからは中国のネット企業が
世界のインターネット市場を牽引すると思う。