先日の記事でキュレーション系アプリをご紹介しました。
要約すると
という内容でした。
こういったキュレーションアプリの収入源は広告なのですが、
キュレーションサービスで主流になっている広告形態はインフィード広告です。
日本でも同じですが、ここ最近のトレンドになっています。
もうここ読んで頂いたら一発で分かります。
実際に配信されている様子をキャプチャしました。
赤枠のところ、普通の記事にまじって広告が出ています。
クリックしてみると、こんなサイトでした。
杭州に本部を置くデータマーケティング会社のようです。
この広告が僕に出ていたのは偶然ではありません。
僕は普段から中国の百度で検索する時、中国のサイトを回覧する時、
自分の興味関心のあるマーケティングに関わるものを探していることが多いです。
この情報は、僕のパソコン(ブラウザ)にCookie情報として蓄積されています。
その蓄積された情報をもとに
「あぁ、この人はマーケティングに興味のある人間だ」
と広告配信サーバーが認識し、僕にこの会社の広告を見せたわけです。
インフィード広告の主戦場はスマホになっていると思われます。
上記のキャプチャはパソコンでしたが、スマホのキャプチャを下記に貼ります。
百度をスマホブラウザで開いた時に出てきた広告です。
これは英語教室の広告ですね。
UCブラウザという、アリババが提供するブラウザを開いた時に出てくる
「UC頭条」というキュレーションサービスです。
出てきている広告は・・・・ゲームでした。興味無い。。。。
現在、中国のインターネットの主戦場は(日本もそうだけど)、スマホ。
広告の配信数も(具体的なデータを持ち合わせていないけど)PCより、
スマホの方が多くなっていることでしょう。
ECでも同じ現象が起きていて、アリババのW11(双11)ではスマホから売上が
全体82%を占める事実を見れば、主戦場がスマホであることは間違いないです。
詳しくは分からないですが、日本ではCPC(クリック課金)が主流かと思います。
中国ではこんな感じ。
個人的には、テンセント、百度は自社でネットサービスを提供しており、
他とは比較にならないほどのビッグデータを持っているはず?です。
更にCPC課金ということであれば、インフィード広告を打つなら、
テンセントか百度の2社から選ぶのがベターでは?と思っています。