今年、中国のインターネットにおいて最も流行った、急速な勢いで普及したもの
と言えば「ライブ動画配信(生中継、直播)アプリ」です。
関連記事はこれ。
あとYahoo!特集でもこんな記事がありました。
このライブ動画配信(生中継、直播)という領域には、あらゆる中国企業が
参入していまして、もうカオス状態を通り越して、何が何やら分からん状態です。
猫も杓子もライブ動画配信(生中継、直播)という状態です。
どんな状態かっていうと、例えば以下のリストを見て下さい。
1爱奇艺、3腾讯视频、6优酷は動画配信APP(サイト)でして、
日本でいうYouTube、ニコニコ動画、GYAOです。
まぁこれらは動画サイトなので、ライブ動画配信事業に参入するのは分かります。
2淘宝、17天猫はECプラットフォーム事業者です。
これらのAPPをダウンロードすると、ライブ動画配信というコーナーがあって、
「ジャパネットたかた」みたいに動画で商品説明しているんです。
しかもちゃんと購入ページへのリンクがあって、コンバージョンまで
持っていける状態になっているんですね。
ここらへんも、まぁなんか分かります。
4今日头条,5腾讯新闻はニュース(キュレーション)サイトです。
日本でいうなればGunosyとかヤフーニュースです。
これらのAPPにもライブ動画配信機能が付加されています。
とまぁ、こんな感じで色々なカテゴリのサイト(APP)運営会社が、
ライブ動画配信サービスに参入してきているんですね。
そして、以下はライブ動画配信専業APPのTOP45です。
なんぼほどあるねん、という感じですが、あくまでTOP45。
あるサイトの記事では、専業APPだけでも200以上あるとか。
これから淘汰されていき、結局
百度(Baidu)
アリババ(Alibaba)
テンセント(Tencent)
と呼ばれるいわゆるBATに集約されていくんでしょうね。