3月29日の午後、こんなニュースが流れてました。
中国IT企業というのはテンセント社のこと。
多分日本ではあまり知名度が無い会社なので、日本人はイメージが沸かないと思います。
中国におけるテンセントは、日本で言うと知名度はTOYOTAレベルです。
※テンセントはIT企業で、車メーカーではありません。
業種で言えば、様々な事業を行っているので、日本企業で例えられないのですが、
チャットAPP事業のWechat→LINE
ゲーム事業のQQゲーム→DeNA、Gree、ドリコム
ポータルサイト事業の腾讯網→Yahoo!
と書いてたら、まだまだあるので、書きません。
更に、かなりの企業に投資をしていて、やってる事業範囲で言えば、
多分、創業者の馬CEOですら訳分からん状態だと思います。
出資先に関しては、この方がまとめたブログが分かりやすいです。
つい、先週2017年3月22日に、テンセント社の2016年決算が発表されていました。
売上:1,519億元=2兆4,310億円
売総: 844億元=1兆3,519億元
粗利率、ほぼ50%。
税引き後の収益:414億元=6,560億円
とまぁ、めちゃくちゃ大きい企業だということがお分かり頂けると思います。
この前、楽視という、これまた中国のインターネット企業が、
アメリカのCESという展示会で量産型の電気自動車を発表しました。
中国のインターネット企業は、これまでのソフトから、ハードへと積極的に
目指しているような気がします。
めっちゃ曖昧な表現ですが、前から紹介している360もスマホを作っているし、
先日アップしたMEITUもスマホ、Alibabaは・・・・そうでもないかな。
はっきり言えないけど、とにかく、リアルな世界に
だんだん来ている気がするんですよね。
前にこんな記事書きました。
これは今でも思っていて、色々不自由な規制や政治的リスクはあるけれど、
自由闊達で、勢いはあって、
「なんかよう分からんけど、やってまえ!」
という感じで、色々なモノ・コトが始まっていくんですよね。
色々な製品、サービスが無数に生まれて来て、そのうちめちゃくちゃ革新的で
イノベーティブな製品やサービスが生み出されて、
それが世界のデファクト・スタンダードになる。
あくまで可能性ですが、そんなことが中国で起こるかもしれないな、と思っています。