2020年1月27日
中国では出前アプリがブームです。
代表的なもので言えば、下記の3つ。
1:饿了吗
2:百度外卖
3:美团外卖
朝、昼、晩にかかわらず、青(饿了吗)、赤(百度外卖)、黄(美团外卖)の
ヘルメットをかぶり、電動自転車で縦横無尽に走る出前配達員の姿を見かけます。
配達の仕組みは、だいたいこんな感じです。
①客が出前を各出前アプリを通して注文
②店がちゅうもんを受取、料理作る
③料理ができたから配達して依頼をアプリを通して配達員へ配信
④配達員が競うようにその依頼を受ける
⑤配達員が出前を配達する/客が出前を受け取る
⑥店が配達員へ手数料払う
⑦配達員が手数料受け取る
この注文も、依頼も、手数料の支払いも全部スマホを通して行われます。
なので、配達員はスマホを常に持っていて、常に見ています。
配達するために電動自転車を運転しながら、でも目を離しません。
そんな中、1月2日、上海で配達員が車と衝突し死亡する事故が発生。
配達員の過酷な日常が明らかになり、Web上でも話題になっています。
配達員は配達した分だけ給料がもらえるので、赤信号も無視。
危険な横断、交通規則を無視して、配達を急ぎます。
そんな中で死亡事故が起きてしまいました。
中国の出前ブームは、その利便性から今後も続くと思いますが、
結構な話題になっているので、どこかで政府が規制に入るかもしれません。