2020年5月5日
中国の経済効率が良い都市ランキングが、
ニュース記事に上がっていたのでシェアします。
※まずはTOP10だけ。ページの一番下に40位までの表も載せてます。
年間GDPを都市の面積で割戻した数値で、高ければ高いほど効率が良い
ことになります。
例えば1位の深セン。
2015年のGDPが1兆7502億元、面積が1991平方キロメートルなので、
1平方キロメートル当たりのGDPが8.778億元ある、ということになります。
で、ランキングは上の表の通り、こんな風になっています。
深センの1平方キロメートル当たりのGDPが突出しています。
上海の2.2倍もあります。
深センは中国におけるシリコンバレーのような都市として成功しています。
製造業では東芝の白電部門を買収する美的集団の創業の地です。
他にもインターネット企業の雄、テンセント(Tencent)社の本社、
あと中国最大のスマホ/通信機器企業HUAWEI(华为)も本社が深センにあります。
更に外資の引き込みにも成功しており、記事によると2015年は217億ドルもの
外資による投資を呼び込んでいるようで、北京の130億ドルと比較すると、
その金額の大きさが分かると思います。
このTOP10に入っている都市の中で、佛山と蘇州が特異な存在です。
北京、上海、天津は直轄市、深セン、広州、アモイ、南京、武漢は副省級都市です。
佛山、蘇州は省轄市に分類され比較的都市の規模が小さい、または格が低いです。
この2都市もまた外資の呼び込みにより、GDPを押し上げた、
と記事には書かれていました。
僕が住む蘇州、結構いい位置にいますね。