2020年1月27日
全人代の最終日、李克強首相が会見をされました。
その際に、日本経済新聞の記者さんが中国語を使って質問。
その中国語がうますぎて、李克強首相が
「君はいったい、どこで中国語を勉強したんだい?」
と、質問に答える前に、質問をしたらしいです。
中国でも大きく報道されていて、百度で「日本人記者」と検索すると・・・
様々なニュースサイトで取り上げられています。
たまたま、このニュースを見たのが会社だったので、
「彼の中国語と僕の中国語、どっちが上手い?」って同僚に聞いたら、
「発音は君の方がキレイだけど、四声、文法は彼(記者さん)の方が上手い」
とのこと。
悔しい。。。。けど、僕には到底こんな難しい表現はできない。
あともう1点、中国人ならでは、と思ったのは、李克強首相が
「君(記者さん)の普通語(マンダリン)は本当に上手い」
と答えたシーンで、中国人の同僚が発したコメント。
李克強首相と記者さんのやり取りはこんな感じです。
日本人記者さん:質問を終える
李克強首相:どこで中国語を勉強したんだい?
日本人記者さん:始めは北京です。その後、台湾にもいたので、台湾訛があります。
周りの記者:爆笑
李克強首相:(笑わず、更に間髪入れず)とにかく君の普通語は上手いね。
李克強首相は周りの記者さんが笑っているのに、間髪入れず
「普通語が上手い」と褒めたところに、中国人の同僚は着目。
李克強首相が間髪入れずにこう発言した裏に、彼女(同僚)曰く
台湾訛(台湾語)というものは無い、なぜなら台湾は中国の一部だから、という意図がある。
マジでかー、そんな裏あるかなぁ?
単純に記者さんの中国語がお上手だったので、褒めたのでは、と思うんだけど。
真意は分かりません。
いずれにしましても、この記者さん、しばらく中国大陸で話題になりそうです。