最近、日本のニュースを読んでいると「中国経済ヤバイ」論調が見られます。
中国経済ヤバイ論調とは、つまり
今は良いかもしれないけど、この先は分からないからヤバイよ
という論調です。
でも僕はそう思いません。
中国経済はヤバくないし、むしろ良いし先行きも明るいんじゃないか、
とさえ思ってます。
何か経済指標を示して証明できれば良いのですが、そう思うので仕方ありません。
でもそれじゃ誰も納得してくれないので、ちょっと思考してみました。
なぜ僕は中国経済がヤバくないと思うんだろうか?
今は上海、蘇州という中国国内でも発展した都市で生活しているので、
田舎の方はあまり知りませんが、全体的に活気があると思います。
(単に中国人の声が大きいからうるさいだけかも笑)
国慶節は蘇州一の繁華街、観前街という所に行きましたが人だかり。
歩行者天国になっているのですが、皆買い物袋を下げて楽しそうにしていました。
中国にはカフェタイプのハーゲンダッツがあります。
だいたい一人あたり50元(1,000円)~80元(1,600円)くらいするのですが、
お昼の14時頃に行ったら80%ほど埋まり具合でした。
相変わらず上海ではベンツ、BMWがカローラ並に走っているし、
嫁の田舎町(本当に田舎)ですらベンツやBMW率が高いのです。
つまり何が言いたいかというと、僕の目から見て
今の中国人の消費意欲は至って旺盛ということです。
じゃぁ今後もこれが続くのか、というと多分続くと思います。
そもそも経済が良い、悪いの判断は何でされるべきなんでしょうか?
などなど色々な経済指標がありますが、どれで良い悪いが判断されるべきなんでしょう?
株価が暴落したら経済が悪いのでしょうか?
株価が暴騰した時も「ヤバイ」という論調がありました。
株価は上がっているのに。
GDPの成長率が7%と前年割れするから悪いのでしょうか?
先進国のアメリカは15年第二四半期の成長率は2.3%でした。
日本に至ってはマイナス1.6%です。
また中国経済は世界第二位の規模があるので、母数も大きいです。
その7%なのでどエライことです。
でも、ヤバイという論調があります。
(むしろデータの不透明性がヤバイ?)
中国の賃金は上がり続けています。
賃金が上がるのは経済にとって悪いことなのでしょうか?
雇用指数は・・・・・知りません。
(今度調べてみます。)
消費者物価指数も上がっています。
つまりインフレ状態にあるわけです。
過度で歪んだインフレは経済にとって良くありませんが、
健全なインフレは経済が良くなっているということですよね。
(違ったっけ?)
不動産価格、上がり方は鈍化してますが、やっぱり上がってます。
どの指標も中国経済が悪い、ということにはなりません。
それに何より・・・
ジャック・マーもこう言ってます。
だから、中国経済、やっぱりヤバくないと思うなぁ。