2020年1月27日
値段を見ると・・・
103.5元。
日本円で103.5元×16円=1,656円
で買えてしまうわけです。
これはSHIPSのシャツ。
128元ですから、
128元×16円=2048円
で買えてしまいます。
これは商品詳細写真。
タグもちゃんとSHIPSになっていますね。
こういうタグもきちんと、しかも日本語で記載されています。
なぜこんなに安いのか?
偽物だから?
いいえ、実はこれらのもの、ある一定の確率で本物です。
いや、本物というと語弊がありますので訂正します、日本のブランドショップで売られているものと同じものです。
中国語で「日単」と呼ばれるものなのですが、工場からの流れモノなのです。
中国は未だ縫製工場が多数存在しています。
日本のブランドも発注をしており、大量生産し、日本へ輸入、日本の店舗で販売しています。
最近でこそ、バングラディシュなどの生産地が増えていますが、やはりMade in Chinaもよく見かけますよね。
この大量発注する時、実は発注者は多めに発注をしています。
例えば・・・・
ブランドが1,000枚のYシャツを発注
工場は1,000枚のYシャツを作るのではなく、不良品を想定して1,200枚製作。
1,200枚のうち、100枚が不良品として廃棄または生地を再利用、1,000枚はブランドへ納品。
では残りの100枚は?
これが日単としてタオバオに流通するのです。
ですから、これは正規のものではありませんが、日本のブランドショップで並んでいるものと同じモノなのです。