三中全会と呼ばれる共産党代表大会が閉幕。
大きな方策が決定された模様で、1面で取り上げられています。
1:2020年までに重要な領域、環境領域で決定的で大きな改善成果を上げる
2:国家安全委員会を設置し、国家の体制/戦略を強固なものにし、国家の安全を守る
3:経済改革を全面的に改善する。大きな問題は政府と市場の関係によって改善する。
4:予算管理、税収制度を改善する。国家事業における支出決定の権利と責任を明確化する
5:農民により多くの財産権利を与える。農村と都市部で統一の建設用地マーケットを設立する
6:行政執行体制の改善、公正な裁判が行われるよう検察権の独立を図る
といった内容が記載されています。
東方早報は更新が遅いため昨日分の記事を紹介しています。
新京報でも記事になっていた5:土地改革について紹介されています。
これまで農民は土地を自由に売買することができませんでした。
国から「土地を買い上げるから立ち退きなさい」という通知が来ないと、
農民は自由に移動もできなかったのです。
これを「統一のマーケット」を建設、つまり農民も自由に農地を売ることができる
市場を作ることにする、ということなのだそうです。
上海市の総書記と総理、つまり上海市のトップが直接、上海市自由貿易試験区の推進を進める
と上海市の最高トップ、韓正が言っています。
中国では一人っ子政策が行われてきました。
しかし実は、これまでも夫、妻ともに一人っ子の場合は2人目を産んでも良い
ということになっていました。
新たに作られたプランでは
夫、妻のいずれかが一人っ子の場合は2人目を産んでも良い
と規制が緩和されるようです。
重度汚染が確認されてから、発表するまでの時間が早くなるということのようです。
新京報と同様三全中会で決定されたことを報道しています。
こちらから過去の中国主要新聞3誌の一面記事をご覧いただけます。