日本にヤマダ電機やビッグカメラのような、家電量販店があるのと同様に、
中国にも家電量販店があります。
以前、LAOX(ラオックス)を買収して有名になった「蘇寧電器」も中国国内では大手家電量販店です。
もうひとつ大きな家電量販店としては「国美電器(GOME)」があります。
私が住んでいる中山公園にはこの2つの量販店が長寧路に並んで立っています。
この国美電器は自社でも製品を作っているらしく、こんな面白い商品を発見しました。
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「飞触二代」
見た目は「iPad」ですが、そうではありません。
じつはこれ「飞触二代」というタブレット型PCで国美電器が独自に開発したものなのです。
価格は容量や大きさによって違うものの「999元」から「1999元」。
日本円で13,000円~26,000円程度です。
デモ機があったので触らしてもらったので、ちょっとレビューをしてみます。
ほとんどiPadと同じです。
ボタンも中央下にあるだけで全面がタッチパネルとなっています。
●操作感
アイコンが並んでおり、タップすることでアプリケーションが起動します。
動きもほとんどiPadそっくりです。
ただ内臓されているメモリが少ないのかちょっとカクカクとした動きになり、
iPadのような気持ち良い操作感とまではいきませんでした。
●日本語もOK
国美電器の店員さんに「日本語にできるの?」と聞いたら「できる」というのでやってもらいました。
iPadでいう「設定」という画面があり、そこに「言語」という項目が。
「日本語」を選択すると全ての表示が日本語になりました。
結構、よくできています。
●USBが使える
何とUSBが使えます。
拡張性が高いです。
●ネット
無線LANによるネット接続が可能です。
デモ機でネット接続してみましたが、比較的快適でした。
Yahoo!Japanも問題なくみれました。
そして何とLANコードを差すことによって有線によるネット接続も可能です。
上の写真の一番左のジャックがLANコードを差すところです。
中国のネットも早くなってきているので、サクサク軽快にネットが楽しめそうです。
●Windowsのソフトが使えた
調子に乗って店員さんに聞いてみました。
「Microsoftのエクセル、ワード、パワーポイントは開ける?」
「できる」
「マジで?!ちょっと見せて」
というと、操作して見せてくれました。
ちゃんとエクセルが起動されていました。
ただ編集はできるものの、操作がやりずらかったです。
データをチェックするという用途であれば問題無いですが、
編集したりするのはちょっと難しいですね。
iPadではこれができないので、ちょっと衝撃的でした。
●最後に
OSはGoogleが提供しているAndroidを使っているようです。
いわゆる「山賽(偽物)」なのですが、クオリティは高く、よくここまで再現したなと感心しました。
もし興味のある方は国美電器へ。
日本にいる方でご興味ある方は代理購入承ります(笑)