2020年1月20日
私が初めて中国に来た8年前、上海にもドアが無いトイレがあった。
とくに「卫生间」と言って公共のトイレではそれが多かったような気がする。
なので用をたすとき(とくに大便)、知らないおじさんと向きあったりしていたのだ。
しかもあまり清潔とは言えなかった。
しかし現在の中国ではドアのないトイレはあまり見かけなくなった。
おそらくオリンピックや万博を迎え国際基準に合うようにトイレの仕様も変えたのだと思う。
まだ「きれい」とは言えないけれど、若干清潔になったような気がする。
この前は静安区にある有名なホテルのトイレを借りた。
やはりさすが某ホテル。
とても清潔で、おてふきまで用意してくれている。
もしトイレに行きたくなって、近くに外資系のホテルがあるのなら、
そこで拝借した方がよいと思う。
一方、個人宅のトイレは日本と事情が違う。
まだすべてのトイレを見たわけではないので、これが正解かどうか分からないが
紙をトイレに流すことができないのだ。
つまり男性なら大きい方の用を足した後、紙でお尻を拭き、
日本であれば便と一緒に流す、
中国では便は便だけで流し、紙はトイレに置いてあるゴミ箱に捨てるのだ。
先日、ついいつもの癖で紙を便器の中に捨ててしまったので、
泣く泣く、素手で紙を掴み、ゴミ箱へ捨てた・・・・。
中国の家庭を訪れてトイレをお借りした時は、紙を便器の中に捨てないようにしよう。