2020年5月5日
中国の市場調査会社iReserchが7月22日に 「2011年第二四半期中国インターネット広告市場」に関するデータを発表しました。 原文はこちら。 http://a.iresearch.cn/29/20110721/145212.shtml
110.2憶元、1元を12.5円で計算した場合、日本円で約1377.5億円となります。
この金額は四半期ベースで過去最高の金額とのこと。 前期比で28.8%のアップ、昨年同期比で39.4%のアップ。
iRsearchの分析によると主な要因は「季節要因」とのこと。。。。
毎年第二四半期はインターネットが多く利用され「流量(恐らくトラフィックの意味)」が多くなり、
企業の広告投下量が多くなること、広告の単価も上がることの2点から広告市場全体がアップしたとのこと。
まぁこれも1つの理由としては考えられるかもしれませんが、ちょっと分析が粗い気がします。。。。
検索連動型広告市場全体の39.4%、ブランド(純広告)広告が34.5%、 この2つで市場全体の74%を占めています。
下記の図を見ると分かりますが、四半期ベースで初めて 検索連動型広告がブランド広告(純広告)の比率を超えています。
検索連動型広告は堅調に推移しているものの、その伸長率はやや緩やかになっている とiRserchの記事には書かれてあります。
iRserchの見通しでは第三四半期も中国のインターネット広告市場は堅調に推移。 その中でも検索連動型広告は引き続き成長を見せ、インターネット広告市場の占有率を 引き続き増すだろうと予測しています。 また注目しているのは「動画広告」市場とのこと。 動画の閲覧数アップに伴い広告投下量も増えるので、その市場規模も大きくなると予測しています。