2020年1月27日
去る11月11日は中国独特の記念日(?)でした。
どんな記念日かと言うと「独身記念日」だったのです。
11月11日は1という数字が並ぶことから、独身の方が「独身万歳!」と
お祝いをする日なのです。
しかも、今年は2011年11月11日は1がなんと6つも並ぶ、100年に1回の
「光棍節」ということで大いに盛り上がりを見せたようです。
このお祭り騒ぎに企業も仕掛けをしていて、多くのキャンペーンがされていました。
まずは日本が誇るお菓子メーカー、「グリコ」。
日本でも11月11日はポッキーの日として設定されていますが、
同じような展開を中国でもしています。
店頭にも大きくポッキーが展開されており、「11月11日はポッキーの日! 」と書かれてありました。
ただ、「光棍節」=「ポッキーの日」という連想がされるような展開になっておらず、
この大きな商機をうまく生かせていないような感じがしていました。
そして最も大々的なキャンペーンをしていたのが、中国が誇るECサイト「タオバオ」!
11月に入ると地下鉄、バス、テレビで「11月11日だけの50%OFFキャンペーン」という
内容の広告が大量に出稿されていました。
そして、結果とんども無い数字がはじき出されたようです。
●光棍節 インターネットの購入3000万件 中国ネットユーザーの消費力が世界を震撼させた 最新の統計による2011年11月11日の 「光棍節」1日で3369万件のネット購入があった。 この数字は昨年比で170%。 アメリカの平均1日取引の約6倍に当たり、 中国インターネットユーザーの消費力が 世界を震撼させる結果となった。 今年の「光棍節」が始まった0時0分から0時8分の 8分間でタオバオ商城の取引金額は1億元を超えた。 午前1時には4.54億元にまで至り、 最終的に1日でタオバオ商城の取引金額は33.6億元となった。 タオバオとタオバオ商城の合計取引金額は52億元にまでなった。