僕は2012年12月に中国の運転免許証を取得しました。
1ヶ月ぶりに日本から蘇州に帰ってきまして、子どもを嫁さんの実家で
預かってもらっていたので、車を運転しお迎えへ。
蘇州から嫁の実家まで運転で約3時間半くらい。
中国での運転は日本と違ってスゴイ荒くて、スゴイ気を使うんですよね。
この記事では中国で運転すると腹立つランキング、TOP5を紹介します。
5位:やり過ぎパッシング&クラクション
大阪でやったら絶対刺されてる、
というくらいクラクション&パッシングが普通。
こっちも運転する時に多用しないと、もはや普通に運転できないんですよね。
前の運転手がスマホ見て青信号になってるのに進まない→はい、クラクション
赤信号なのに渡ろうとする歩行者→はい、クラクション
高速走ってるのになぜかスロー走行→はい、パッシング&クラクション
出口が混んでて並んでるのに横入りしてくるやつ→はいパッシング&嵐のクラクション
とまぁ、パッシング&クラクションが無いと運転できないっす。
僕、南大阪出身なので車のナンバーが鬼の和泉ナンバーなんです。
これね、地元でやったらホンマに絶対刺されてる。
4位:電動自転車の下々ども
あえて下々ども、と書かせて頂きました。
この電動自転車に乗ってる人たちね、ほんまに危ないんですよ。
命知らず、とはこの人たちを言うんでしょうね。
電動自転車というのは、日本でいうアシスト機能付きの自転車ではなくて、
電気で走るバイクのようなものなんです。
漕がなくても、グリップをグイっと回せば時速15kmくらいで走ります。
結構早くて、まぁ便利なんですけど、これ免許制じゃないんですよね。
だからルールも何も無くて、赤信号だろうが、なんだろうが自分の都合で
縦横無尽に道路を走るわけです。
もうホンマに命知らず。
多分、これのせいでだいぶ中国の交通事故率上がってると思う。
3位:フリーダム・ライトターン(右折が自由)
こっちで車を運転して一番驚くのが、
赤信号でも右折OK
ということ。
僕はフリーダムライトターンと呼んでます。
結構大きな交差点でも、これできちゃうんで、右折する側からすると
すごい便利なんですが、直進する側からすると、
すんげー怖い
教習所では道を譲るとか、左右確認するとか、危険予測すとか、教わってないんで、
バンバン右から右折車がやってくるんですよ。
こっちでテスト受けた時、直進が最優先って書いてたけどー!
なんて言っても、しょうがないので、こんな場合はもう
→はい、嵐のクラクション。
2位:サイズ至上主義
これは前にも書いたけど、より大きい者が交通権を制しています。
ダンプカー→バス→乗用車→バイク→自転車→歩行者の順番。
もし僕が乗用車を運転していて、右からバスが右折してきたら
はい、譲ります。
だって、あいつら絶対譲らないから。
その割にバスのラッピングとかに「交通安全」とか書いてんの!
お前が言うなや!という感じです。
1位:デフォルトでハイビーム
はい、これです。
もう初期設定がハイビームなんですよね。
教習所でどんな教え方しとんねん。
夜、高速とか走ると、もう眩しい眩しい。
バックミラーにずーっと後光が指してる状態なんで、僕はバックミラーをズラす(笑)
サイドミラーで後方確認してます。
目やられるんちゃうか、言うぐらい眩しいんですよ。
これ、冗談抜きで7割くらいの確率ですからね。
だから、僕も今はデフォルトでハイビーム。
僕はもう多分、日本で運転できない
こんな感じなので、僕の運転はだいぶ中国にローカライズされてしまいました。
左手にサイドブレーキがあるのも違和感があるし、
左側通行にもすんごい違和感がある。
日本に帰り親父の車に乗った時なんかはずっと逆走してる感じ。
そしてこの荒さが染み付いているので、僕はもう日本で運転できないのです。