1月17日、こんなツイートが。
「はじめまして、#OPPO です。」
私たちは、世界30カ国で製品をお届けしてきたカメラフォンのブランドです。この度、日本で活動を開始させていただくこととなりました。
どうぞよろしくお願い致します。#OPPO #OPPOカメラフォン #スマホ #アンドロイド #ガジェット pic.twitter.com/7nu7Yya4aW— OPPO Japan (@OPPOJapan) 2018年1月17日
そう、中国のスマブランドOPPOが日本市場に参入したのです。
中国に馴染みの少ない方は、「は?」って感じでしょうが、
私にとっては結構、大きな事件なのです。
OPPOについて知らない方のために少し解説をさせて下さい。
OPPOのスマホと言ってどのようなイメージを中国人が持つかと言えば、
の2点です。
僕が初めてOPPOを知ったのは確か中国上海のバス広告でした。
カメラがクルっと回るタイプのスマホで、「自撮りも簡単」といった訴求がされていました。
CounterPointというリサーチ会社がGlobalのスマホシェアを発表しています。
2017年Q3だけを切り取ると、下の円グラフのようになっています。
OPPOは世界第4位のシェアを誇っています。
8.10%のオレンジ色です。
ちなみに2016Q1のシェア推移をグラフ化するとこんな感じです。
中国市場のシェアもCounterPointが発表しています。
こちらも時系列にするとこんな感じで、オレンジ色のOPPOが
ぐいーーーっと伸ばしてきているのが分かります。
ズバリ、マーケティング費用のかけ方です。
芸能人と広告塔として契約(アンバサダー、中国語で代言人)しているのですが、
その人数と、レベルがスゴイです。
歌手のジェイ・チョウ
約29億円稼ぐ李易峰
いつまでも若いヤン・ミー
ウルムチの星、ディリロバ
などなど枚挙にいとまがないです。
更に中国の高鉄(新幹線駅)、地下鉄、空港などには必ずと言っていいほど
これらの広告を目にします。
目にするかも、ではなく、必ず目にします。絶対に。
中国におけるアンバサダー契約は、日本のそれとは桁違いです。
本当に0が1個、ひどい時は2個多いです。
億から10億単位で使ってるはずです。
他にも、中国で人気のランニングマンというバラエティ番組への
メインスポンサーとして入っています。
これも定価だと数千万元かかるので、やはり億単位で使ってるはずです。
中国企業の商売は
最初の赤字は気にするな、ドカンと金かけてブランド力つけろ!
儲けは後からや!
と言わんばかりの勢いなのですが、是非OPPOには日本でも同じくらいやってもらいたいです。
「OPPO R11s発売情報」
来週2/9(金)よりOPPOR11sがビックカメラ・ヨドバシカメラにて発売となります!2/3(土)0時~、プレオーダーもスタート予定。
詳細は追って発表致します。
市場想定価格 57,980円(税別) #OPPO #OPPOR11s #OPPOカメラフォン pic.twitter.com/TKP9ZUEAw7— OPPO Japan (@OPPOJapan) 2018年1月31日
このツイートを拝見すると、どうやら家電量販店での販売の模様。
中国では独自店舗(多分地場の代理商を使っている)、自前オンラインショップで
販売しているのですが、日本では流通に頼るようです。
企業サイトを見ると、代表の方が
パートナーシップを築く、と書いています。まずは日本式で開拓を目指すのでしょう。
しかしいずれは、
日本式なんか関係あるかい!
とバンバン攻めてもらいたいです。
次買い換える時は、OPPOを買ってみようと思います。