10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング

中国蘇州でやってるFX展覧会に行ってきた

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中国に帰ってきており、僕の本拠地蘇州でFX展示会があったので、行ってきた。

 

まだまだ理解しておらず、もっと早く学ばなければと、

心を新たにしたイベントだった。

 

展示会自体はそれほど、目新しいものはなくこんな感じ。

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人の入りは、僕がこれまでに経験したイベントと比べると少なく感じた。

 

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こんな感じパネルディスカッションがあって、ディラーやアナリストたちが、

先物、FXについて語るというもの。

 

写真で撮影したパネルディスカッションは、跟单と言って、上手い取引をしている

人たちのアカウントを見て、それを追って取引するというものらしい。

跟は中国語で「跟着」などと言われ、「追う、ついていく」という意味、

单は「单子」で、「注文」という意味だ。

 

例えばこのサイト。

hihitrade基金网

こんな感じでトレーダーの口座状況が見えるようになっている

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中国では今年がFX元年と呼ばれているらしい。

 

中国には内盘(ネイパン)と外盘(ワイパン)というものがある。

 

内盘(ネイパン)は顧客の資金が中国本土にあり、

中国の会社が立ち上げたプラットフォーム(交易所という)で、

外貨や貴金属を取引するもの。

 

外盘(ワイパン)は顧客の資金が一度海外に行き、

海外のプラットフォームで、

外貨や貴金属を取引するもの。

 

というのが、僕のこれまで聞いた話の理解。

多分、おおよそは間違っていない。

 

この内盘(ネイパン)というのが曲者で、ここ5,6年でたくさん立ち上がったのだが、

ブラックプラットフォームもたくさん立ち上がった。

 

例えば

・入金はさせるけど出金させない

・価格操作をしており、顧客が絶対負けるようになっている

といったことらしい。

 

そして今年、2017年1月10日に中国証券取引監督委員会が、この内盘(ネイパン)を

厳しく取り締まる方針を打ち出し、内盘(ネイパン)を厳しく規制した。

ブラックプラットフォームを締め出しているようだ。

 

内盘(ネイパン)には既に多数の顧客がいるので、この顧客が外盘(ワイパン)に

どんどん流れているらしい。

 

またこれは聞いた話の感覚だが、中国人は外貨よりも貴金属の取引が主流のようだ。

 

イベント中に話しかけられた6つ下の男性。

彼も金をメインに取引をしており、3,000ドルを6万ドルにしたらしい。

彼のレバレッジを聞いたら最大500倍だそうだ。

 

パネラーたちも、もちろん外貨についても話をしていたが、キーワードとして

多く出現したのは貴金属だった。

 

五月雨式に書くが、あと中国人もトレードする際にやっているのは

・ファンダメンタルズ

・テクニカル

の2つ。

これはやっぱり世界共通。

 

6つ下のトレーダーの彼が言っていたのは、日本の金融は進んでいる、とのこと。

僕も実は日本語を勉強して、日本で学びたいと思ってるんだ、

と言っていた。

どのへんが進んでいるのか、よくわからなかったけど透明性・リスク管理の面で

優れているそうだ。

 

 

とにかく今回実感したのは、

・もっとFX、金融に関する知識、経験を早く身につけないといけない

・もっと中国市場にいるトレーダー、代理商の人の気持ちを理解しないといけない

ということだ。

 

どうなるか分からないけど、いったん飛び込んで、もっと理解を深めようと思った。

インプットとアウトプットをもっと高速でやらないと。

 

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