2020年1月27日
ソフトバンクグループによるアリババの株売却が話題になっています。
6月1日にソフトバンクから発表された内容では78億ドルでしたが、
昨日、6月2日に追加で10億ドル分の売却が発表されました。
ソフトバンクグループ、アリババ株を追加売却 総額9700億円に :日本経済新聞
中国ではどのように報じられていたのか、紹介します。
500億元! 日本人が中国企業をATMとして使ってる。
というタイトルで書かれていました。
内容としては
・ソフトバンクはアリババが最も資金需要がある時に投資をした
・ 16年以上、ソフトバンクは株を手放したことはない
・このタイミングで売却したことで大きな利益を得た
・売却をしてもソフトバンクが大株主のままである
・アリババ以外ではTencentに南アフリカの会社が投資
・南アフリカの会社はTencentの株式の約33%を持っている
・中国最大のIT企業2社が実は海外の会社のもの
・我々中国人はこれを教訓としなければならない
という内容でした。
他には
ソフトバンクがアリババ株を売却、ジャック・マーの発言権高まる
内容としては
・ソフトバンクがアリババ株を売却によって32%→28%に
・創業者のジャック・マーは7.8%
・ジャック・マーの発言権が増えて良い事だ
という記事でした。
他にも記事があったのですが、共通していた内容は
ということは必ず触れられており、その上で、
「中国の企業を中国人の手に取り戻せ」
という意見が多いように見えます。