中国と日本ではたらき自由を目指すビジネスマン

10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング。自己研鑽を重ね49歳に完全自由を得る過程を綴る。

複数の海外に住む中国人から聞いた今の中国(人)に対する雑感

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ここ最近、10年以上前に中国から海外へ留学、移住した人に会う機会がありました。

彼ら/彼女らと話をしている中で興味深い発言が出てきました。

 

5,6年前までは「海外にいる自分OK」、でもこの数年で若干の劣等感

彼ら/彼女らはもともと中国で生まれ、中国で育ったのでルーツは中国にあります。

親戚や友人はもちろん中国にいます。

 

5,6年前までは、

「発展途上国の中国を離れ、先進国(※)の海外に出た自分ってイケてる」

という、いわゆる誇りがあったようなのですが、

この数年で

「『あれ?』と思うようになったことがある」

とのこと。

※先進国は日本だけを指していません。カナダ、シンガポールなども含みます。

 

どういうことかと、

海外にいる自分より、中国にいる知り合いの方が、経済的に豊かになった

ということでした。

 

中国にいる友人や親戚と話すと、

  • 毎月20万円近くするInternationalschoolに子どもを通わせている
  • 乗っている車はメルセデス・ベンツ、BMWが当たり前
  • 頻繁にヨーロッパなどの海外へ旅行へ行っている
  • 偽物ではなく百貨店で買った高級ブランド品を身に着けている

などなど、景気の良い話ばかりを聞くことが多い、とのことでした。

 

しかもこの本当数年でこれを感じるようになったようで、

「経済的には少し劣等感を感じるなぁ」

という表現をされていました。

 

でも、幸せかどうかは別

とは言うものの、中国にいればよかったか?というと単純にそうではないようでした。

シンガポールに住んでいる方は、

  • この前娘を連れて上海へ行ったけど、滞在した2日目からひどい咳
  • 滞在中ずっと咳をしていた
  • やはり環境的には住む場所ではない、と思った

この方は学生時代にイギリスへ留学、留学先で旦那さんと出会い、

今はシンガポールで家族3人暮らし。

シンガポールの方が暮らしやすいし、幸せだと思う、と言っていました。

 

もうひとりは、もともと天津出身で、ずいぶん前にデンマークへ移住。

10年前に中国へデンマーク人として帰国し、仕事をしています。

なので海外にルーツを持ちながら、最近の中国の経済成長のメリットも享受している

ツワモノです。

この方は

  • 今は上海に住んでいるけれど、もっとゆっくりなところで生きたい
  • 日本に出張で降り立った瞬間、うまく表現できないけれど心が落ち着いた
  • 環境のせいなのか、人々の歩くスピードなのか
  • うまく表現できないけれど、上海よりは生きやすいと思う

と言っていました。

 

僕は中国で7年間暮らし、日本に帰国して1年が経ちました。

どちらの方がQOL(Quolty Of Life)が高いか?と言われると、

僕も日本だと思っています。

 

ただ、僕は日本人なので、そう思うのは当たり前ですね。

言葉が母国語で通じて生活、仕事ができるってなんて幸せなんだ!と思います。

いくらビジネスレベルで外国語が話せても、やはりネイティブではないので、

ちょっとしたことでも疲れるのです。