仕事で先週から日本へ帰国。
ついでに夜の銀座に出向き、爆買現場を見てきました。
写真やニュースでは見ていたけど、現場に行くと凄いですね。
本当に銀座の街が中国人旅行客で占拠されており、圧倒されました。
ラオックス銀座本店へ行った所、店員さんもお客さんも全員中国人。
日本人は僕1人だったと思います。
1階が化粧品、2階が家電/雑貨売り場になっていました。
エスカレーターも無く、階段で上がるんですね。
(中国っぽく階段に疲れて座ってる中国人いっぱいいた笑)
店員さんに最初は中国語で話しかけ、面倒なので日本語で会話。
最近に売れ筋などをヒアリングしてみると、
とのこと。
僕が入った時間は夜の7時過ぎで、客足が少ない方だったらしいんですが、
それでも中は混雑しているなぁという印象でした。
これがピーク時だったらどんなんなんだ。。。。。
銀座の街を歩いていてもほとんど中国人。
銀座ラオックス本店の前には中国人観光客が集まっていて、
歩道を遮っているのでガードマンらしき人が、中国語で
「スムーズな通行にご協力下さい。」と書かれたプラカードを持って、
交通整理をしていました。
街を歩く人を観察&声掛けしてみると、やっぱり皆さんスマホで情報収集している模様。
中国人(大陸)の人でガイドブックのようなものを持っている人は皆無でした。
子連れの2人組ママに声をかけて何のアプリ使ってるの?と聞くと、
「去日本」というアプリでした。地図やクーポンが見られるらしい。
爆買で有名になったFANCL銀座スクエアにも行ってみたところ、
時間帯もあってか、中国人はそんなにおらずガランとした印象。
上にも上がってみたんですが、あまり人はいませんでした。
男性なので、ちょっと視察しづらかった。
1階にサプリメントが売ってある棚があるんですが、
iPhoneを使って動画で何やらやり取りをしている模様。
中国語だったので聞き耳立ててみると、iPhoneの向こうにいるのは
中国にいる友人のようで、「これが欲しい・あれが欲しい」と実況中継で
買物をしている様子でした。
買い物リストを事前に作るだけじゃなくて、こうやって現場でスマホを使って
買物をする(依頼する)こともあるんですね。
商品にもよるのかもしれませんが、僕が購入を考えていた美容家電。
その前に有楽町のビックカメラで見た時は9,200円だったものが、
銀座ラオックスでは19,000円もしていました。
他のシェーバーでも2倍とはいかないまでも、1.5倍くらいの価格差があり、
ラオックスはかなり強気な価格設定で販売しているようです。
恐らく・・・・ですが、
1:団体ツアー客を企画している旅行代理店と契約
2:旅行代理店はバスで乗り付け大量の客をラオックスへ誘導
3:あまり他の店舗を見ていない中国人旅行客がラオックスで購入
4:売上の何%を旅行代理店へキックバックとして支払う
5:そのため他の店舗より高い値段で販売する必要がある
ということなのかと思います。
これもビジネスモデルの1つなので、別に悪いとは思いません。
ただ今後は、中国人旅行客の方も口コミで共有したり、学習しますから、
ラオックスの販売価格も下ブレせざるを得なくなると思います。
もっと驚いたのは空港内の免税店で同じ商品を見たら何と
21,000円もしているではありませんか!!
なんで免税店やのに、イミグレの外より高い値段やねん。。。