10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング

日本帰国時に銀座視察、爆買を目の当たり。発見したラオックスの高額販売、これでいいのかな。

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仕事で先週から日本へ帰国。

ついでに夜の銀座に出向き、爆買現場を見てきました。

写真やニュースでは見ていたけど、現場に行くと凄いですね。

本当に銀座の街が中国人旅行客で占拠されており、圧倒されました。

 

ラオックス本店の中国人店員さんとの会話

ラオックス銀座本店へ行った所、店員さんもお客さんも全員中国人。

日本人は僕1人だったと思います。

1階が化粧品、2階が家電/雑貨売り場になっていました。

エスカレーターも無く、階段で上がるんですね。

(中国っぽく階段に疲れて座ってる中国人いっぱいいた笑)

 

店員さんに最初は中国語で話しかけ、面倒なので日本語で会話。

最近に売れ筋などをヒアリングしてみると、

  • 炊飯器、便座は前に比べると落ち着いた
  • 美顔用品、小物家電などが伸びてきている
  • 客足は昼間~夕方にかけてがピーク
  • シェーバーはBRAUNが売れている(中国との価格差が大きいためらしい)

とのこと。

 

僕が入った時間は夜の7時過ぎで、客足が少ない方だったらしいんですが、

それでも中は混雑しているなぁという印象でした。

これがピーク時だったらどんなんなんだ。。。。。

 

銀座の街を歩いていてもほとんど中国人。

銀座ラオックス本店の前には中国人観光客が集まっていて、

歩道を遮っているのでガードマンらしき人が、中国語で

「スムーズな通行にご協力下さい。」と書かれたプラカードを持って、

交通整理をしていました。

 

街を歩く人を観察&声掛けしてみると、やっぱり皆さんスマホで情報収集している模様。

中国人(大陸)の人でガイドブックのようなものを持っている人は皆無でした。

 

子連れの2人組ママに声をかけて何のアプリ使ってるの?と聞くと、

「去日本」というアプリでした。地図やクーポンが見られるらしい。

 

FANCL銀座スクエアにも行ってみた

爆買で有名になったFANCL銀座スクエアにも行ってみたところ、

時間帯もあってか、中国人はそんなにおらずガランとした印象。

上にも上がってみたんですが、あまり人はいませんでした。

男性なので、ちょっと視察しづらかった。

 

1階にサプリメントが売ってある棚があるんですが、

iPhoneを使って動画で何やらやり取りをしている模様。

中国語だったので聞き耳立ててみると、iPhoneの向こうにいるのは

中国にいる友人のようで、「これが欲しい・あれが欲しい」と実況中継で

買物をしている様子でした。

買い物リストを事前に作るだけじゃなくて、こうやって現場でスマホを使って

買物をする(依頼する)こともあるんですね。

 

でもラオックスの値段はちょっと高すぎる。

商品にもよるのかもしれませんが、僕が購入を考えていた美容家電。

その前に有楽町のビックカメラで見た時は9,200円だったものが、

銀座ラオックスでは19,000円もしていました。

他のシェーバーでも2倍とはいかないまでも、1.5倍くらいの価格差があり、

ラオックスはかなり強気な価格設定で販売しているようです。

 

恐らく・・・・ですが、

1:団体ツアー客を企画している旅行代理店と契約

2:旅行代理店はバスで乗り付け大量の客をラオックスへ誘導

3:あまり他の店舗を見ていない中国人旅行客がラオックスで購入

4:売上の何%を旅行代理店へキックバックとして支払う

5:そのため他の店舗より高い値段で販売する必要がある

ということなのかと思います。

 

これもビジネスモデルの1つなので、別に悪いとは思いません。

ただ今後は、中国人旅行客の方も口コミで共有したり、学習しますから、

ラオックスの販売価格も下ブレせざるを得なくなると思います。

 

もっと驚いたのは空港内の免税店で同じ商品を見たら何と

21,000円もしているではありませんか!!

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なんで免税店やのに、イミグレの外より高い値段やねん。。。

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