中国語の文法は主語+動詞+目的語の順番が基本。
一方日本語は主語+目的語+動詞の順番が大半。
どうしても言葉として発する際に日本語の順番で出てくることが多いのですが、
「把構文」を使えば便利です。
例えば
パソコンの電源を切って下さい。
を普通に中国語でいうと
请你关掉电脑
となりますが、「把構文」を使うと
请你把电脑关掉
となります。
日本語と同じく目的語が先に来るので、便利です。
実際に中国人にどう捉えられているかわかりませんが、通じます。
これもめちゃくちゃ便利です。
●●●●ではあるが、□□□□だ。
という表現です。
例えば、
このデザインもいいけど、あっちのデザインの方が良い
は
虽然这设计也不错,但我喜欢那个设计
という感じです。
中国では自分の意見を求められることが日本より多いと思います。
そんな時によく使うのがこれ、「・・・・だと思う」
例えば
私は彼が間違っていると思う。
は
我觉得他不对
という感じです。
これもよく現場で使います。
「●●からすると・・・・・だ」
という表現です。
例えば
クライアントからすれば、そんなことはどうでもいい
は
对客户来说这样的事情无所谓
という感じです。
4でも出てきましたが、この「无所谓」もよく使います。
「どうでもよい/瑣末なことだ」
という意味です。
例えば業者がつまらない言い訳をしてきたら、こんな感じです。
お前の状況はどうでもいい、何とかしろ
你的情况无所谓,必须得想办法
という感じで使いましょう。
多分、いや絶対、1日に10回は使う言葉です。
もはや仕事だけではなく、日常でもよく使います。
「まぁだいたいそんな感じ/同じくらい」という意味です。
例えば、中国の同僚に仕事の進捗を聞きました。
「仕事の進捗はどうですか?」 「だいたい仕上がりました」
工作的进度怎么样? 差不多吧
この時、注意すべきは「差不多」と答えたら、全く仕事は進んでいないと思いましょう。
日常でもよく使います。
「さっき」
という意味です。
例えばこんな感じで使います。
お前、さっき言ったよね?
你刚刚说的吗?
これは話し始めによく使います。
直訳すると「こうなんです」ですが、「えーと」の意味合いが強いと思います。
電話などで話し始めに考える時間を作るために僕はよく使います。
例えばこんな感じです。
えーと、前もらった見積りもう一度送ってくれない?見つからないんだ。
是这样,请你把上次发给我的报价重新发给我好吗?
これは僕が聞き取れなかった際によく使う言葉ですね。
「どういう意味?」という意味です。
知らない単語や表現が出てくると、これで聞き返します。
これは僕が言った言葉が相手に伝わらなかった場合によく使う言葉です。
きれいに訳すと「私が今申し上げた意味は・・・です。」という感じです。
中国人が中国人にもよく使う言葉なので、結構多用します。
これまで中国語に関する記事を書いたことはありませんでした。
なぜなら自分自身、中国語に自信がなく、皆さんに伝えられるようなレベルではなかったからです。
しかし上海に来て3年が経ち、社内会議やクライアントとの会議でも相手の意見を聞き取り、
自分の意見を言えるようになった今なら、皆さんに少し伝えられると思ったのです。
不定期ですが、より実践的な中国語表現や、僕自身が有効的だと思う勉強の仕方について、
この「中国語」カテゴリで紹介したいと思います。
※この記事は2013年7月24日にUPされた記事の再アップです。
[シリーズ]中国語学習に関する記事再アップ
2015年10月に「WordPress」から「はてなブログ」に引っ越したため、
レイアウトが崩れたり、記事が変なことになっていたので、中国語学習に関する
記事を再アップしなおしています。