個人的ですが、僕がやってみて効果があったと思った中国語の勉強法を紹介します。
まずは3位から。
どちらかと言うと恥ずかしがり屋なので、間違った中国語を
話したら恥ずかしいと思っていました。
でも一人だったら大丈夫。オススメはシャワーを浴びながら壁に向かって独り言です。
初級の時は、その日覚えた中国語の単語を中国語と日本語の順番で言ってみましょう。
例えばこんな感じ。
「犬、狗(gou)」、『あれ?狗(gou)って三音だっけ?四声だっけ?」なんて
考えながらやってみましょう。
文章が言えるようになったら、中級です。
文章を独り言で言う時、まずは一度日本語で文章を頭の中で作ってみて、
これを中国語に翻訳していました。
例えばこんな感じ。
「明日は雨がふるようですね、明天好像下雨」
慣れてくると、だんだん中国語にするスピードが早くなってきます。
上級者になったら思考も中国語にしてみましょう。
歩きながらとか食事の時とか、何か考えてますよね。
この考える時、恐らく日本語で考えていると思うのですが、
あえて中国語でやってみると良いです。
頭の中で考えているので、間違えても恥ずかしくありません。
例えばこんな感じです。
(マクドナルドにて1人で食事をしている場面)
「向かいに座ってる娘の化粧、めっちゃ濃いな」
「坐对面的女孩子,化妆太浓吧。」
(この文法合っているかどうか分かりませんが、まぁ伝わるはず。間違っててもOK。)
「しくじった!やっぱりコーラにしておけばよかった!」
「槽糕!还是该点可乐!」
(これも合ってるか分からないけど、多分伝わる。)
中国語は良い意味で適当です。
文法を間違えても、発音を間違えても、全く問題無し。
「じゃ会議は午後で」「いや午後の何時?」のやり取りを100回やっただろう
の記事でも書きましたが、中国語はすごく柔軟です。
文法間違えた、なんて思っても相手の中国人はこれっぽっちも気にしていませんし、
ちゃんと伝わっていればそれでOKなのです。
最初は「間違ったら恥ずかしい」と思っていましたが、
中国に来て1年経った頃でしょうか、
「伝わったらええねん」と考えが変わり、
そこからよく中国語で話すようになった気がします。
日本にいらっしゃる方はなかなか中国語を話す機会が無いかもしれませんが、
教室に通ったり、中国人の友達がいる場合は、少ない機会を生かして、
とにかく話しまくって下さい。
200文字か300文字くらいのちょっと長い文章を暗記して、何回も言ってみましょう。
この勉強方法を続けていると、「中国語の型」が自然と頭の中に入ってきます。
多分、赤ちゃんが母国語を覚えるメカニズムと同じだと思います。
前回の記事
の「把構文」でも書いた通り、中国語と日本語で主語、述語、目的語の順番が違いますが、
この勉強法を繰り返すと、なぜか自然と中国語の順番で文章を組み立てられるようになります。
これは個人にもよりますが暗記する際、ノートに中国語を書きながら覚えると、
覚えるスピードが早くなると思います。単語も同時に覚えられて便利ですよ。
僕はこの本を使いました。
聴読中国語―HSK(漢語水平考試)大綱準拠 (東進ブックス)
また別の記事で、この本を使った具体的な勉強法を書きますね。
※この記事は2013年7月28日にUPされた記事の再アップです。
[シリーズ]中国語学習に関する記事再アップ
2015年10月に「WordPress」から「はてなブログ」に引っ越したため、
レイアウトが崩れたり、記事が変なことになっていたので、中国語学習に関する
記事を再アップしなおしています。