2020年1月27日
先日の記事にも書きましたが、中国のインターネット企業アリババが上場しました。
新聞によると、これによって杭州の不動産価格も上がると言われています。
理由1
アリババの高級管理職は株によるキャピタルゲインがあるので、
これから消費意欲が高まり、アリババの本社付近にある住宅や、
西湖と呼ばれるリゾート地周辺の別荘を買ったりすることが予想される。
理由2
アリババの多くの社員たちが保有する株は一定期間売ることができない制限付き。
この期限が約3ヶ月なので、14年末または15年初頭に大きな購入資金が手に入る。
これを頭金として不動産を購入する傾向が予想される。
理由3
上記1、2の理由により、杭州不動産市場への信用度が高まること、
更にアリババが上場する前月、8月に杭州では不動産購入制限令が解除されていることから、
外地(杭州以外)からの投資資金の流入が予想され、不動産価格を押し上げる。
ということでした。
ちなみに、アリババのCEO、ジャック・マーが手に入れた資産は約219億ドル。
これは2013年に取引された杭州市の不動産市場全体とほぼ同じだそうです。