2020年1月27日
3年7ヶ月前に施行された南京市での不動産購入制限令が2014年9月21日に解除されました。
江蘇省では無錫、南京の2都市において不動産購入制限が全面解除。
蘇州は90平米以下の住宅に対して購入制限がかけられているそうです。
ただこの蘇州の制限令についても、ゆくゆくは解除される見込みです。
南京の制限令が解除されたことにより、全国46都市で制限令が実施されているのは、
北京
上海
広州
珠海
三亜
の6都市だそうです。
具体的に南京市の住宅価格推移を見ているわけではないのですが、全国で住宅価格が下がってきているニュースが報道されていました。
おそらく南京市も例に漏れず、
・住宅需要(居住、投資需要にかかわらず)が下がってきている
・だから住宅価格が下がっている
・不動産は地方財政の要
・住宅価格が下がると地方財政が危うくなる
・需要がある人には際限なく購入できるように方針転換しよう
・購入制限令を解除しよう
という心理が働いているのだと思います。
一般的な中国人はどう思っているのかわかりませんが、住宅価格が上がり続けるなんてことはあり得ません。
住宅価格は経済全体にも大きな影響を及ぼすので、注視したいと思います。