グーグルが中国での動きを再度活発化させている模様です。
以下、引用
2010年9月7日、中国メディアによると、グーグル大中華区総裁の劉允氏が勤務地を北京本部から上海事務室に移した模様。
関係者は、グーグルは経営の中心を上海事務室に移動させる方針であると見ている。
またその場合、今後北京本部は技術研究センターに降格される可能性もあると予測している。
引用元:http://www.chinapress.jp/it/22730/
やはり中国の経済の中心は上海にありと判断したのでしょうか。
また次のニュース
2010年10月2日、海外メディアによると、グーグル法律顧問のデービッド・ドラモンド氏が、
グーグルが中国で人員を増やす計画を進めていることを明らかにした。
同氏は、現在グーグルが、中国大陸で営業、技術職員を募集していることを明らかにすると共に、
中国市場への進出を引き続き推進していく方針も示した。
グーグルと中国の問題を時系列でまとめてみました。
2006年 グーグルが中国の検閲を受け入れてサービススタート
2009年12月 シリコンバレーにあるアメリカ企業が中国からのハッキングを受ける
2010円1月 グーグルが中国からハッキングを受けたことを公表
2010年2月 ヒラリークリントンが中国に説明を求める
2010年3月 グーグルが中国から撤退することを示唆
グーグルが香港経由で検索サービスを提供(検閲されていないものに)
2010年6月 グーグルがこの方法でサービス提供を続ける場合、ICP更新をしない旨を中国政府が勧告
2010年7月 グーグルは香港経由による検索サービスを停止
ICPを更新し、グーグルが中国での事業継続を発表
この記事によると中国の検索エンジンのシェアは百度(Baidu)が70%程度、グーグルは24.2%とほぼ寡占状態ですが、百度がかなり優勢。
上記2つのニュースによって中国での検索エンジンシェアがどう変わっていくのか、楽しみです。
こんな記事を訳してみました。
Google と 中国政府の予定調和を分析する - WIRED が深い洞察を提供
http://wp.me/pwo1E-1tw
関連情報になれば幸いです。
コメント、ありがとうございます!
すごく参考になります。
これから中国の検索エンジンシェアはどうなるのでしょうね。
動向が楽しみです。