10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング

北漂族のリアル-中国のニュース記事から

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北漂族とは?

北京にやってくる地方出身者の若者こと。

読んで字のごとく、「北京を漂流する者たち」です。

地方都市から北京へ、夢を持ってやってきて、奮闘する若者。

中国のニュースで取り上げられていたので、シェアします。

 

友達4人、1部屋で暮らす周さん

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ベッドは3つ置いたら、もう部屋はいっぱい。

そんな部屋で4人暮らしをする周さん。

1人当たりの家賃は600元(約9,600円)。

北京市内への通勤は片道2時間、往復4時間かけて出勤。

「4人は凄く仲良し。生活は苦しいけれど、北京にはチャンスがある。

 彼女たちもいるし孤独ではない。」

 

内蒙古自治区出身の何さん

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漫画学を専攻していた何さん。大学時代の同級生と1部屋で2人暮らし。

内蒙古自治区では自分のやりたい(アニメ関係)仕事が無い、

北京ならチャンスがあると思いやってきた。

「仕事は選ばなければある。好きな仕事はなかなか見つからない。

 北京は住まいを探す方が難しい・・・。」

 

長春からやってきた楊さん

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実家の保定市から近いので北京へやってきた。

友達と2人暮らし。

卒業したばかりなので、給料は低いけれど友達もいるし、孤独ではない。

週末には友人もやってくるし、家族にも会いにいける。

今の生活に満足している。

 

湖北省からやってきた張さん

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湖北省からやってきた張さん。カメラマンを目指して北京にやってきた。

見知らぬ人と12人で一部屋を借りている。

家賃は1人当たり700元(11,200円)。朝陽区と市内にあるため家賃は高め。

北京は自分が就きたい業界で最も進んでいる都市。師匠について学んでいる。

親は応援してくれているが、長期間北京にいることには反対。

「彼女も友達もいないので、孤独感がある。」

 

同じくカメラマンを目指す陳さん

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張さんと同じ部屋に住む陳さん。

広西省からやってきた。

今はカメラの専門学校に通いながら、あるカメラマンの助手をしている。

 

デザイナーを目指す24歳、張さん。

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友人4名と一緒に1部屋で暮らす。

家賃は1人当たり600元。

「北京は給料が高いからやってきた。北京に来た頃は自分の生活で精一杯。

 今は少し余裕が出てきたけど、経験を積んで、故郷へ帰り自分の会社を持つ。」

 

湖南省出身、24歳の余さん

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インターネットメディア企業の編集者として働く余さん。

「他の都市と較べてチャンスが平等にある。自分の成長にもつながる環境がある。

 北京は包容力のある街で好き。」

 

河南省出身の22歳、段さん

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海淀区の地下室を1人で借りている。800元(12,800円)。

今は出前のデリバリーを個人でやっている。

毎月の収入は6,000元(96,000円)。

「北京にやってきたのは、発展空間が大きいから。

 まずは経験を蓄え、いずれは自分で小さくて良いから商売をしたい。

 北京に骨を埋めるつもり。」

 

 参考動画(日本語です。)

www.youtube.com

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