10年8月~17年4月、中国上海で広告の仕事。17年5月に日本へ帰国、中国×金融×マーケティング

中国への駐在。赴任前に用意すべきもの、やるべきことのチェックリスト(まとめ)

「来月から中国で働いてくれないか?」

上司から中国への赴任、駐在を命じられた。

中国へ行く前にいったい、何を用意して、何をやるべきなのか?!

 

経験者の僕が(駐在員ではないですが)、「こうしておけばよかったー」という

後悔も含め悩める子羊の皆さんにシェアをしたいと思います。

人よって状況が違うので、必要と思ったものをピックアップして参考にしてください。

 

お金にまつわること

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住民票を抜く

住民票が残ったままだと住民税を支払わないといけません

お住まいの市役所へ行き、海外へ行くことになったので

住民票を抜くことを忘れないようにしましょう。

 

中国でも日本の口座から直接中国元をおろせる方法を用意しておく

駐在員は日本円と中国元の両方で給与が支払われるのが一般的。

中国元での支払いも、現地社員と比べれば少なくはないのですが、

何かと持ち出しが多いのが駐在員。

中国元だけでは生活ができず、日本円を中国元に変えるケースがほとんど。

その際に便利なのがTBグループが運営する世界共通キャッシュカード

Money T Global」です。

 

 

 特徴はこんな感じ。

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ちなみに北京、上海におけるJTB海外トラベルデスクは下記。

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携帯のプランを見なおしてダウンサイズしておく

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日本の電話番号は帰国した時に使うので、そのまま継続されると思います。

しかしプランを見なおしてダウンサイズしておかないと

基本料金が高いままで損してしまいます。

 

中国では中国の携帯電話を使用するので、日本の携帯電話は電源を

切っていることがほとんどです。

なので、できるだけ基本料金が安いプランへダウンサイズすることをおすすめします。

 

最近では番号を変えずに(MNP)、格安SIMカードが手に入るので

他社へ乗り換えておくというのが得策ですね。


 

医療保険などの整理

駐在員、現地採用に関わらず中国にある日系企業は

だいたい海外医療保険に加入してくれます。

怪我や病気、風邪は、会社が入ってくれている保険を

利用すればキャッシュレスで診療を受けられます。

 

そのため今、日本で入られている医療保険は必要なくなるため、

支払っている保険料が無駄になってしまいます

整理されることをオススメします。

僕自身もアフラックの終身医療保険EVERという保険に入っていましたが、

こちらに来る前に解約してきました。

 

ただし「がん保険」や「死亡保険」、「貯蓄性のある保険」などは

解約しない方が良いです。

「がん」といった大病は中国で入る医療保険ではカバーしきれないこと、

死亡も同じ理由です。

また貯蓄性のある保険は途中で解約してしまうと損するためです。

ただ僕も保険のプロでないので、窓口で相談された方が良いと思います。

 

今入っている保険会社の営業マンに相談しても、偏った提案しかもらえません。

特定の保険会社に所属しないFP(ファイナンシャル・プランナー)に相談しましょう。

 

生命保険の相談、見直し【保険マンモス】

  

海外で使うとポイントが貯まるクレジットカードを作る

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これも僕の上司がやっていることで、めちゃくちゃお得な

クレジットカードの使い方です。

 

クレジットカードの中には海外で使用するとポイント/マイルが○倍といった

タイプのものがあります。

 

出張で乗る飛行機、泊まったホテル、タクシー代、交際費などなど、

経費精算できるものはもちろん、

生活上のあらゆる消費を、このクレジットカードで決済すれば

マイルがあっという間に貯まって、海外旅行も行けてしまいます。

もし僕が駐在員で日本円での収入があったなら・・・・・絶対やってます。

 

僕が作りたいカードはこれ。

 

 

年会費2万円かかりますけど、駐在員なら一瞬でペイできちゃいます。

 

・日本、中国の空港ラウンジ使いたい放題

中国の飛行機は上海でも、北京でもディレイ(遅延)するのが常です。

冗談ではなく、僕も6時間搭乗口前に待たされ、搭乗した後2時間席で待たされ、

また降ろされて、2時間搭乗口で待った、といった経験があります。

そんなとき、ラウンジで優雅に待てたらどんなにいいか、と思いました。

 

このクレジットカードではプライオリティ・パスという空港ラウンジが使える

サービスが付帯されます。

更に付帯されるサービスは最高位のプレステージ(年間399ドル相当)。

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どの都市の空港ラウンジを使えるのか調べてみると

東京、大阪、名古屋、北京、上海、広州、深セン、香港などなど

主要都市の空港ラウンジが使えます。

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更に、海外でのショッピング(経費も)ポイント2倍。

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あぁー、よく出張で空港使うのでラウンジ行きたかったなぁ。。。。

日本円の収入があるうちに、入っておけばよかった。

 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

 

マイホームを賃貸してくれる人を探す

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もしあなたがマイホームをお持ちで、家族全員で来られるなら

借り手を探されることをオススメします。

 

住宅ローン返済、固定資産税で日本円が消えてしまうくらいなら、

誰かに貸した方がお得です。

 

僕も日本に小さいですがマイホームを持っていたのですが、

借りて頂いていました。

僕の場合、駐在員ではなく現地採用なので日本円での収入がありません。

小さい金額ですが賃貸料で国民年金を支払うことができていますので、

非常に助かっていました。

 

車を売っておく

もしあなたが単身もしくは家族連れで中国へ赴任されるのでしたら、

お持ちの車、バイクを売っておいたほうが得です。

持っているだけで、駐車場代、保険、税金とかなりコストがかかってしまいますから。

やっぱり車売るなら業界No.1のガリバーでしょう。

 

 日本で購入しておくべきもの、やっておくべきこと

電子辞書(絶必です)

スマートフォンにも辞書アプリがありますが、やはり電子辞書にはかないません。

仕事・生活での使用頻度がかなり高いので必須で用意しておきたいです。

僕が使っているのはCASIOの電子辞書。

嫁がプレゼントしてくれたのですが、かなり役立ちます。

 

ノートパソコン

会社から支給がある方は必要ありませんが、もし無い場合は

日本で購入しておかないと大変なことになります。

中国で販売されているパソコンは全て中国語OS。

メニュー画面から右クリックしたら表示される文字まで、全

てが中国語なので操作できません。

またキーボードの配置も違うので入力すらおぼつかないです。

必ず日本でパソコンを購入してきましょう。

 

個人的に好きなのはThinkPad

 

今使っているのはPanasonicのレッツノート

 

VPNの導入

中国ではFacebook、Twitter、YouTubeといったwebサイトにアクセスできません。

これは中国政府による検閲規制で、中国大陸からのアクセスを

ブロックしているためです。

 

www.china-b-japan.org

 

最近は友人、恋人、家族とSNSを通してコミュニケーションするので、

アクセスできないのは、かなり痛いです。

そこで登場するのがVPN。

中国政府のブロックを回避して、これらのサイトにアクセスができます。

 

日本にいる間に設定されることをオススメします。

中国に来たら、VPNを購入/設定するwebサイトにすら

アクセスできなくなる可能性があるからです。

僕が使っているのはこれ

12VPN

英語で一見難易度が高く見えますが、簡単です。

あと日本人が運営している他のVPNサービスより、安くて安定しています。

 

GoogleIMEを入れておく

中国に来るとGoogleへのアクセスができません。

Googleが提供しているIME(入力システム)はめちゃくちゃ便利なのですが、

中国来てからインストールしようとするとアクセスが

ブロックされてインストールできません。

(VPNを入れていればできますが。)

なので、日本にいる間に入れておくことをオススメします。

Google 日本語入力

 

両親や家族とのコミュニケーションツールを設定する

うちの両親は情弱です。なんせ60歳オーバーですから。

そうすると連絡を取るには電話しかなくなるのですが、電話代が半端じゃありません。

情弱な60オーバー両親でもiPhoneやiPadは使いこなせるので、

こちらへ来る前に購入してもらいました。

 

 

 ツールを購入して入れるべきアプリはLINEでもSkypeでもありません。

中国では突然、LINEやSkypeが通信ブロックされます。

入れるべきアプリはWechat(微信)です。

中国版LINEですね。

www.wechat.com

 

以上、皆さんの経験でこんなものも買っておいた方が良い、

これをやっておくべきだったといったことがあれば、

Twitterで是非教えて下さい。

 

twitter.com

 

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